DHC MEN オールインワン ディープクレンジングウォッシュ
DHC
DHC MEN オールインワン ディープクレンジングウォッシュ の解析結果
全身をせっけんで洗おうぜ、というシャンプーです。
全身用シャンプーという謳いで、さっぱり感を軸にした設計になっている点はメンズ向きと言えます。
ただし、ベースが石鹸というのが何とも残念。
当然、髪を洗えばバサバサになるし、体や顔を洗うにしても、良いのは使用感だけ。
実際にはアルカリ寄りに傾いてしまうため、弱酸性に戻す化粧水やリンスなどを全身に塗ってアフターケアする必要があります。
単なる石鹸と違う点もあります。
わずかながら、ココアンホ酢酸Naやココイルグルタミン酸TEA配合という点は、石鹸のデメリットを軽減するのに役立つでしょう。
ただし、配合量も効果もかなり微妙。
実際には、ほぼ石鹸で全身を洗うというイメージに限りなく近い製品とみていいでしょう。
よって、洗うたびにデメリットが積み重なる良くない製品と考えるべき。
DHC MEN オールインワン ディープクレンジングウォッシュ の全成分:
水、ミリスチン酸、パーム核脂肪酸アミドDEA、ラウリン酸、水酸化K、グリセリン、パルミチン酸、ジステアリン酸グリコール、ユビキノン、加水分解コラーゲン、トレハロース、ウメ果実エキス、チャ葉エキス、オオウメガサソウ葉エキス、ポリクオタニウム-51、メントール、ココアンホ酢酸Na、エタノール、アクリレーツコポリマー、グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド、ココイルグルタミン酸TEA、ココイルグリシンK、カプリン酸グリセリル、PEG-40水添ヒマシ油、EDTA-4Na、BG、塩化Na、クエン酸、フェノキシエタノール、香料
主な成分の解説をみる
カリ石けん素地は単純な脂肪酸とアルカリによる石けんで、アルカリ性でなければ作用せず、そのアルカリ性であることが肌の保湿成分を溶出させる原因となります。パーム核脂肪酸アミドDEAが泡立ちの安定性を高めます。
ユビキノンはご存知コエンザイムQ10。抗酸化作用を付与します。
ウメ果実エキスはメイラード反応(肌の糖化)を抑制する働きがあり、肌の老化、くすみを抑制する効果を付与。
ポリクオタニウム-51は
メントールの清涼作用。
ココアンホ酢酸Naは2-アルキル-N-カルボキシメチル-N-ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタインという両性界面活性剤。
肌や髪に対して刺激や溶解性が少なく、ツヤ、柔軟性を与える。
ココイルグルタミン酸TEAは皮膚、粘膜刺激が低く、コンディショニング効果を持ち、泡質を改良したりしっとり感を与える効果も。
ココイルグリシンKはアミノ酸系洗浄剤の一種。アルカリ性を好み、弱酸性ではほとんど泡立ちもしない。アミノ酸系では最も刺激性があり、さっぱりした仕上がりだが肌には少々負担。
- 総合評価:1.5
- 素材の品質:1.6
- 全体の安全性:1.7
- スキンケア:1.4
- 費用対効果:1.4
DHC MEN オールインワン ディープクレンジングウォッシュ の採点
※最高5点・最低1点・3点が中間基準点- 容量/500ml
- 価格/2230円
- 1mlあたり/4.46円
DHC MEN オールインワン ディープクレンジングウォッシュ の宣伝文,商品説明:
髪・頭皮・顔・体、すべて洗える洗浄料! 男の余分なもの、全部洗い流します!
『DHC MEN オールインワン ディープクレンジングウォッシュ』は、日々戦う男の頭の先から足の先まで、すべてを洗えるオールインワン洗浄料。
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