珍しくマイルドなボディソープ。

コラーゲン、アミノ酸などを中心にして肌を洗う、低刺激な処方あｇ大きな特徴です。
肌が弱い方には嬉しい限りの一品といえるでしょう。

成分を順に見ていくと、
コカミドプロピルベタインは強い泡立ちを与える両性界面活性剤で、洗浄剤の刺激緩和や粘度調整、コンディショニング効果を与えます。
ココイル加水分解コラーゲンKはアミノ酸系洗浄剤の１つで、ほとんど脱脂力はありませんが保湿、柔軟性、きめ細かい泡質を与える目的で配合されます。
ココイルグルタミン酸TEAは皮膚、粘膜刺激が低く、コンディショニング効果を持ち、泡質を改良したりしっとり感を与える効果も。

洗浄剤の能力としては相当に控えめに作られた、マイルド志向で潤いを残すタイプのしっとりベース。

シソエキスは抗炎症、防腐、収れん作用を特徴とするペリラアルデヒド、α-リモネンなどを含有。
オレンジ油はリモネンを主成分とする心地よい香りがリラックス効果を与えます。疲れや緊張をほぐし、保湿・皮膚の活性化、清浄作用を持つ精油です。

オレンジ油があることで、脱脂力をやや後押しし、マイルドながらすっきり感を与えます。

アラントインは牛の羊膜の分泌液から発見され、尿素から合成、もしくはコンフリーから抽出され原料化されている成分。抗炎症作用、細胞活性化作用が優れる 。
グリチルリチン酸２Kはカンゾウの根から抽出したグリチルリチンの誘導体。著しい皮膚抗炎症作用を持ち、副作用がなく解毒作用、抗アレルギー作用も与えます。

ボディソープとしては異例の低刺激処方(市販では)。
肌の弱い方はとりあえず選択肢に入れたい、皮膚刺激性が低くアレルギー肌にも向いている一品といえます。
普通のボディソープでは乾燥してしまう人、カサカサ肌を改善したい人にはぴったりでしょう。
マイルドであるという以上に恩恵があるわけではありませんので、スキンケアは別途で施してあげると肌の状態はより改善するでしょう。