INCI名
Cistus monspeliensis extract
概要
シスツスモンスペリエンシスエキスは、地中海沿岸に自生するシソ科の植物であるロックローズの花、葉、茎から抽出されるエキスである。古代ギリシャ時代から薬用植物として用いられており、抗炎症、抗菌、抗酸化などの作用が知られている。
シスツスモンスペリエンシスエキスの解析
シスツスモンスペリエンシスエキスは、多糖類、ポリフェノール、フラボノイド、テルペノイドなどの成分を含む複雑な混合物である。その主な成分は、以下のようなものが挙げられる。
多糖類:グルコマンナン、キシログルカン、ラフィノースなど
ポリフェノール:カテキン、フラバン-3-オール、エピカテキンなど
フラボノイド:ケルセチン、ルテオリン、アントシアニンなど
テルペノイド:リモネン、リナロール、テルピネン-4-オールなど
シスツスモンスペリエンシスエキスに含まれるポリフェノールやフラボノイドなどの成分は、強い抗酸化作用を持つ。そのため、紫外線や加齢による肌の酸化を防ぎ、シワやたるみなどの老化を予防する効果が期待できる。