解析結果
総合点
2.09総合ランク
2550個中 1049位成分数
22植物エキスの数
0コスパ
0安全性
0素材の品質
0髪補修力
0育毛力
0使用感の良さ
0エイジングケア
0ホワイトニング効果
0保湿効果
0スキンケア力
<0環境配慮
0浸透力
0即効性
0持続性
0ツヤ感
0サラサラ感
0特に優れた素材
0注意が必要な素材
0メーカー
花王ブランド名
エッセンシャル容量
250ml参考価格
877円1mlあたり
3.5円JANコード
4901301386816KaisekiID
7724ベースの部分に優しい成分を据えてヘアケア能力よりも肌へのやさしさを重視したタイプのトリートメントとなっています。
ただ、一見すると肌に優しい感じの処方に見えますが、全体を通してみるとそうでもない部分が見え隠れしますね。
ステアロキシプロピルトリモニウムクロリドという3級カチオン界面活性剤が、一般的によく見られる4級のものよりも肌に刺激性が低い要因となっています。
肌に優しい分、髪のダメージ部分への補修力が下がってしまうのですが、他の成分でどれくらいカバーできているかが見所です。
注目点としてはヘキサ(ヒドロキシステアリン酸/ステアリン酸/ロジン酸)ジペンタエリスリチル。
抱水性の高いこの成分によりツヤや指通りの良さの改善が期待されます。
それに(ビスイソブチルPEG-15/アモジメチコン)コポリマーの吸着性の高い皮膜形成力も注目ですね。
こうしてみると、髪の表面の補修力、艶や指通りの改善という点にフォーカスしたトリートメントになっているようです。
確かに、しっとりまとまるというのは嘘ではなさそうですね。
ということも注意する必要がありそうです。
ベースが優しい成分をチョイスしていることで、一般的な製品よりは危険性がだいぶ下がっているのはメリットといえます。
この製品の注目ポイントとしては、多少肌に優しいこと、比較的濃密なエモリエントコーティングを髪に施し、しっとりとまとめることができそうなこと。
これらのメリットを享受できるトリートメントと見ることができます。
注意点としては、いくつかの肌への刺激性を保つ成分が配合されていること、ダメージの補修という点ではあまり効果が高くなく、効果が表面的でいやや持続性に欠けること。コーティングの質が少々弱いように感じられること。
濃厚なエモリエント皮膜を形成するものの、それが安定的持続的に髪をリペアしてくれるというわけではない、ということですね。
値段から考えても仕方ない部分はありますが、使用感としてはまずまず使いごたえがあるものとみられます。
可もなく不可もなく、エッセンシャルの使用感が好みである方には悪くない印象を受けるでしょう。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストアなどを運営。