タウリンベース、両性界面活性剤のプロピオン酸Naが続き、オレフィンスルホン酸Naが添加。
次が非イオン界面活性剤。
その次がグルタミン酸TEAだ。
洗浄基材としてはバランスをよくとっていて特に問題はない。
洗浄力も適切、刺激はほとんどない。
カラー毛にもいける。
ロジン酸ペンタエリスリットは、ロジンバックといえば松脂のことを言うように、松の樹皮からとられる油剤に、多価アルコールのペンタエリストールを反応させて得られる成分。密着性に富むことから口紅などによく使用され、ツヤ、光沢を生む。
全体としては、ベース部分には文句なし、徹底した刺激緩和と洗浄のバランスをうまくとっている。
その上でコンディショニング剤としてカチオン化セルロース、ロジンといったところを配合して髪の状態をあげることも考慮している。
ただしかし、難しいところ。口紅系の成分をシャンプーに入れているということは、洗っているのに口紅を塗っているというような、
極端にいえばそんな感じだ。
やさしいこのシャンプーではきれいにそれらを落とせるだろうか。
もし洗浄がうまくいっていなければ、蓄積していくことになる。
イオ二ート エッセンスVシャンプーは、クリームのようなきめ細かい豊かな泡立ちで、うれしくなるほど指どおりなめらか。たっぷりの泡で髪と頭皮をやさしく念入りに洗い、洗い流す前に、3分ほどそのままおいてください