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総合点

0.98

総合ランク

358個中 349

成分数

26

植物エキスの数

0

コスパ

0

安全性

0

素材の品質

0

使用感の良さ

0

エイジングケア

0

ホワイトニング効果

0

保湿効果

0

スキンケア力

<0

環境配慮

0

浸透力

0

即効性

0

持続性

0

ツヤ感

0

サラサラ感

0

特に優れた素材

0

注意が必要な素材

1
ラックス ボディソープ エンチャント フォーエバー解析チャート EXETIME(エグゼタイム)
販売元による宣伝文
●世界初*1ふれるたび、香り咲くボディソープ。●ハニーサックルとジャスミンが織りなす幻想的で、凛としたフルーティフローラルの香り*2。●世界的な調香師が手がけた香り。●上質なパフュームを閉じ込めたフレグランスリリースパールTM配合。●魅惑的な香り。*1 ラックスがカプセル化された香料を配合したボディソープを世界で初めて販売(Mintel データベース内 2014年8月ユニリーバ調べ)*2香料配合*3ユニリーバ調べ、香りの感じ方には個人差があります。
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ラックス ボディソープ エンチャント フォーエバー解析チャート
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ラックス ボディソープ エンチャント フォーエバーの解説

それ要る?っていう部材ばっかり。

石鹸ベースのボディソープ,という以上にデメリットの多い内容

ベースのミリスチン酸、ラウリン酸、水酸化カリウムの組み合わせが石けんです。あとパルミチン酸もですね。

脂肪酸とアルカリの中和でけん化すると石けんになるわけです。

そこに、ラウレス硫酸ナトリウムを加えた構成となっています。これは、泡立ちと洗浄性の安定を図ったものでしょう。

ただ、アルカリ性となる石鹸に、ただでさえ洗浄力の強いラウレス硫酸ナトリウムを加えるというのは見た目以上に脱脂力が強力になっていると考えた方が良さそうです。

弱酸性に調整できるというのがラウレス硫酸ナトリウムの良さでもあるので、石鹸に混ぜるとその数少ないメリットさえも失われるからです。

謎のポリマー多数配合の意味

(アクリレーツ/ネオデカン酸ビニル)クロスポリマー、ポリウレタンクロスポリマー‐2、(アクリル酸アミドプロピルトリモニウムクロリド/アクリル酸アミド)コポリマーという素材の配合に疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。

髪のコンディショニング効果を目的としそうな成分ですが、ここでは親水系の増粘剤として配合されている面が強いと思います。

簡単に言うと、粘りを強くして、安定させようという成分ですね。

粘りを出すだけなら一般的に知られる粘度調整剤が普通は用いられそうですが、どうやら香りを閉じ込める目的があって特殊なミクロ構造を利用したかったようです。

香りの体験という面では少し他とは違うものを得られそうですね。

ただし、単純に洗浄剤として見るとひどいものですが。

その他にも謎処方多め

あまり繰り返し肌に使いたくない尿素やPG、BHTや強い殺菌剤であるピロクトンオラミンの配合などがあまり好ましくないです。

肌に刺激を与えたくない形や、常在菌バランスを崩して肌を弱らせたくないと考えている方には向かない添加剤のチョイスと言えます。

マイカと酸化チタンの配合についても、肌にツヤを与えたような目的があるのかわかりませんが、シリコンレジンでない場合肌に突き刺さるような格好となるためソフトな印象はあまりありません。

要はこのボディソープは香りの妙を楽しめる,という要素以外は非常に品質が低く、肌にリスクが高い処方となっている、ということは言えるかと思います。

石鹸ベースであることから、アルカリ性が前提となり、肌の保湿因子の溶出量はラウリル硫酸ナトリウムを使った時以上のものとなります。

肌の残存性の高さも特徴ですね。

そういったデメリットが多く残る石鹸ベースを、ラウレス硫酸ナトリウムが強化してしまっているという形になるため、何かとデメリットが多いボディソープと言えるのです。

どうしても香りの部分に惹かれてチョイスしてしまう方も多いかと思いますが、肝心なことは見た目や香りではなく、それが一体何者なのかという正体の部分と言えるでしょう。

そういう意味では理想的なボディソープという形からはかなり離れてしまっている印象が強いわけです。

ボディソープを選ぶ際はご参考になさってください。