総合点
2.05総合ランク
2522個中 1060位成分数
44植物エキスの数
14コスパ
0安全性
0素材の品質
0髪補修力
0育毛力
0使用感の良さ
0エイジングケア
0ホワイトニング効果
0保湿効果
0スキンケア力
<0環境配慮
0浸透力
0即効性
0持続性
0ツヤ感
0サラサラ感
0特に優れた素材
1注意が必要な素材
0メーカー
ナプラブランド名
リフレッシュ スキャルプ容量
150ml参考価格
1100円1mlあたり
7.3円JANコード
4540688143539KaisekiID
7652全成分
リフレッシュトリートメント、ということでメントールとハッカが高配合です。
頭皮に塗らずとも清涼感が頭全体に広がるような体験となるでしょう。
夏にぴったりで心地よいですね。
・・・とのんきなことを言ってはいられません。
なんとこのトリートメント、スキャルプヘアトリートメントという名称なんです。
そう、まるで頭皮に対してもトリートメントしますよ、とでも言いたげですよね。
商品名を見て、実際に頭皮に塗ってしまったらどんなことが起こるでしょう。
このトリートメントのベースはベヘントリモニウムクロリド、ステアルトリモニウムクロリドと言う4級カチオン界面活性剤です。
4級カチオン界面活性剤は、実は脱毛剤の主成分としても使われる成分で、その強いタンパク変性作用により脱毛作用をもたらす事が可能なわけです。
その成分を頭皮に塗り込めばどうなるか、言わずとも分かりますよね。
これのどこがスキャルプトリートメントなのか、本当にスキャルプトリートメントなのであれば、ベースはこのような危険な成分で構成されることがあってはなりません。
4級カチオン界面活性剤は、髪の毛先のようなダメージ部分を保護することにおいては非常に優秀です。
それは、同じ成分が洗濯の柔軟剤で使われていることを考えればわかると思います。
全く性質が違うし、役割が違うので、例えば柔軟剤で洗うということはできないのです。
このトリートメントでも、もし頭皮に直接つけてしまえばカチオン界面活性剤の副作用の方が大きく出現してしまい,最悪の結果をもたらす可能性は低くありません。
ちなみに、カチオン界面活性剤は0.1%の配合量で脱毛剤として機能すると言われています。
このトリートメント、頭皮は無視して髪だけに使用すればそれなりに悪くないトリートメントではあります。
潤滑性が高く、ツヤが優れ、割と美しい仕上がりを期待することができそう。
これは、ナプラというメーカーが得意とするところでもあります。
しかし、誤って頭皮に使ってしまった場合のリスクを考えると,迂闊にお勧めするわけにはいきません。
商品説明自体にも頭皮をリフレッシュという言葉が入ってしまっていて、これ絶対頭皮に塗るお客さんいるでしょう、という印象しかもてません。
もし頭皮をリフレッシュさせたいのであれば、清涼効果のあるシャンプーを使うか、トニックを選ぶかしましょう。
トリートメントにそれを求めると、この製品のようにミスリードしてしまう可能性が生じてしまい、その場合の副作用はちょっと怖いものになります。
髪を大事にされたい方は、他の選択肢を検討することをお勧めいたします。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストア+などを運営。