総合点
1.74総合ランク
293個中 256位成分数
41植物エキスの数
6コスパ
0安全性
0素材の品質
0洗浄剤の品質
0洗浄力
0使用感の良さ
0エイジングケア
0ホワイトニング効果
0保湿効果
0スキンケア力
<0環境配慮
0浸透力
0即効性
0持続性
0ツヤ感
0サラサラ感
0特に優れた素材
4注意が必要な素材
1メーカー
株式会社ヘアジニアス・ラボラトリーズブランド名
バイタリズム(VITALISM)容量
150ml参考価格
1880円1mlあたり
12.5円JANコード
4580431517057ASIN
B0B6G266QB発売日
20220406KaisekiID
8856全成分
バイタリズムフェイスウォッシュの見どころは美容液並に充実したエイジングケア要素の数々。洗顔料としては異例のゴージャス仕様な成分が並びます。シリーズ累計販売本数185万本(2022年4月時点)のVITALISM(バイタリズム)シリーズ初の洗顔料であり、しっかり洗浄と高い美容効果を与える、男性に相性が良さそうな作りとなっています。
バイタリズムフェイスウォッシュのメリットはその美容効果の高さにあるでしょう。その添加成分のメリットをここで紹介してみたいと思います。
α-グルカンオリゴサッカリドは、皮膚の常在菌のバランスを調整。有益な常在菌だけを特異的に繁殖させる作用で、皮膚のpHを弱酸性に維持。カキタンニンは、目の下のふくらみを抑え、コラーゲンの生成を再生してシワや小ジワを軽減することが確認されています。海藻の一種から抽出されるアルテロモナス発酵エキスは、抗酸化物質がたっぷり含まれており、肌を明るくして肌のトーンを均一にする効果があります。アロエベラ葉エキスは、肌に潤いを与え、炎症を抑え、にきびやにきび跡をきれいにする効果があります。テトラヘキシルデカン酸アスコルビルは、脂溶性ビタミンC。皮膚への浸透性が高く、48時間以上持続する抗酸化作用を付与。紫外線や汚染などの環境要因によるダメージから肌を保護するために使用される抗酸化物質です。水溶性コラーゲンは、肌をふっくらと引き締め、シワを目立たなくし、弾力性を高める効果があります。最後に、パルミチン酸レチノールは、細胞のターンオーバーを促し、シミを減らし、肌の質感を向上させるために使用されます。
この製品の唯一の欠点は、石鹸であるということ。
アミノ酸系洗浄成分ベース、と謳われていますが、成分表を見ると石鹸がベースで、アミノ酸系洗浄剤が添加という形になっていますね。そのアミノ酸系洗浄剤も、ココイルグリシンKという石鹸に似た使用感、特徴を持つ成分であり、ヤシ脂肪酸Kも石鹸、さらに乳化剤ステアリン酸グリセリル(SE)という自己乳化型乳化剤も、石鹸で乳化しているという乳化剤というおまけ付き。要するに、石鹸度がけっこう高めな洗顔料であるということが言えます。バリバリの石鹸タイプです。
これをどう評価するかでかなり賛否が割れそうな、はっきりとしたサッパリタイプの洗顔料と言えるでしょう。石鹸なので、当然アルカリ性であり、皮脂を溶かす効率はかなり高いです。それは、肌が乾燥しやすいことを意味します。皮脂分泌がかなり多い方には手軽にさっぱり感を得られて良いですが、アフターケアで保湿しないと瞬く間に乾燥肌になるリスクがあります。
バイタリズムフェイスウォッシュは、男性の皮脂の多い環境により適応しようとした洗顔料といえます。石鹸ベースであることはその表れであり、すっきり感は間違いなく得られるでしょう。そこに加えて、美容液レベルのエイジングケア効果が添加されている点が特徴的ですね。肌の保湿はもちろん、抗酸化作用の高さ、常在菌バランスまで調整しながら、収れん作用で皮脂コントロールも実現。石鹸単体ではデメリットが大きくなりがちですが、この全体的な処方の妙によって総合的にはメリットも十分に感じられる洗顔料となっています。アミノ酸系洗浄剤がミックスされていることで多少肌への負担も軽減され、それほど乾燥を心配しすぎなくても良いのかな、というレベルになっています。
ただし、もちろん最初から乾燥肌が気になる、という方は使わないほうがベターでしょう。典型的な皮脂分泌多めの男性におすすめな洗顔料というフェイスウォッシュです。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストア+などを運営。