ユアフローラ クレイヘアマスクの解析結果

シャンプーの良いところは洗ったらすぐ流れ落ちる＝汚れを落とせることにありますが、
このようなヘアパック？に関しては逆の特性が働きます。
簡単に分けると、すすぐと落ちやすい陰イオン界面活性剤←→すすいでも落ちない陽イオン界面活性剤という二種類は逆の働きがあります。

ほとんどのコンディショナーは陽イオン界面活性剤がベースとなっていますが、これは髪の傷んだ部分に使ってくっつけて疎水化することで髪を保護させます。
しかし、陽イオン界面活性剤を肌に塗ってしまうと、超強力な殺菌効果や圧倒的なタンパク変性作用、重篤な粘膜刺激性などがあり、それが残留しやすいというような有り難くない作用が次々に働きます。

陽イオン界面活性剤は、髪のダメージ部に塗るからこそ役立つのです。

陽イオン界面活性剤の中でも特に危険性が高いのが4級界面活性剤ですが、この製品には４級界面活性剤がばっちり配合されていますね。

種々の油剤とこのカチオン界面活性剤を頭皮に塗りつけて、汚れを取るという製品とのことですが、
上記のような理由からあまり安心して使えるとは言えないのではないか。

現実に、WENという商品はこの製品の陽イオン界面活性剤より安全といわれる陽イオン界面活性剤を使って2万件以上のクレームや脱毛被害を発生させました。
陽イオン界面活性剤を甘く見てはいけない、頭に塗りつけては危ないということがこれだけでもわかると思いますが、
この製品が果たして安全に使えると断言できるのか、ちょっと気になるところです。