スカルピーーーノ 薬用スカルプコンディショナー ジャポネーゼの解析結果

これのどこが「将来への保険的スカルプケア」なのか、じっくりと検証してみようと思います。

グリセリン、セタノール、ミネラルオイルといったベースは至って普通の少ししっとり感ベース。
シリコン類とカチオン界面活性剤(4級)にアロエ、モモ、ヒアルロン酸といった凡百のリンスと何ら変わらない品質の中盤。
紫外線吸収剤パラメトキシケイ皮酸2-エチルヘキシルは少し古いタイプの紫外線吸収剤となり、あまり紫外線を吸収すると自己酸化を起こし肌にダメージ。
ビタミンCリン酸Mgはアルカリ性でないと崩壊するので、この製品は弱酸性ではないのでしょうか。
疑似セラミドが微量配合されているようですが、この中では慰めにもなっていません。
総合的には、
全く「将来」が見えない低クオリティのリンス剤の１つで、髪にもリンス以上のことは何もいいことがなく、頭皮にはカチオン界面活性剤が刺激的すぎて塗ってはいけません。
つまり、使い物にならない一品と見て過言では無いと言うことです。
これをスカルプケアと思って使っている方は間違いなく使わない方が頭皮のためです。
そうでない方も使わない方が将来のためになる可能性が高いと言えるでしょう。