解析ジャーナル

アデランスとリーブ21 生えるのはどっち?

究極の対決?!育毛2大巨頭の軍配は!?

言わずと知れた超有名育毛ブランド、アデランスとリーブ21。私たちが知りたいのは、どっちが生えるんだ!?”スカルプ生え”が良いのはどっちなんだ?ということ。

発毛専門、発毛促進と宣伝しているなら、当然生えるシャンプーじゃないと説得力がない。

そんな発毛系ブランド2つを頭からぶつかり合って雌雄を決めてもらおうというのがこの企画。

今回比べるのは、

  • アデランス ヘアリプロ 薬用 スカルプ シャンプー
  • リーブ21HBH アクティシャンプーR

の2つ。検索するとすぐに出てくる2つ、ブランドの代表的なシャンプー2種類をさっそく比べてみましょう!!

前提として、以下の項目を重視して比べていきます。

  • 育毛効果の高さ
  • シャンプーとしての性能
  • 安全性
  • コスパ

全成分を見たい方はこちら

洗浄剤の違い

まずは洗浄剤の見比べ。アデランスから見ていきましょう。

  • ラウロイルアスパラギン酸Na
  • ラウロイルメチルアラニンNa
  • ココイルアラニンNa
  • ココイルグルタミン酸TEA・・・

次にリーブ21は

  • ココイルグルタミン酸TEA
  • ラウラミドプロピルベタイン
  • ココイル加水分解コラーゲンK
  • ココイルリンゴアミノ酸 Na

どちらもアミノ酸系洗浄剤ベースで、クオリティとしては大差なしと言えます。低刺激で適度な洗浄力。泡立ちもまずまず不足なしといった感じ。

アデランスの方がさっぱり感が強めで、リーブ21はしっとり感強めという違いがあります。

どちらも低刺激で、コンディショニング効果があり、泡立ちも同等に良い、という印象です。

洗浄剤に関しては優劣というほどの差はありませんが、もっとも配合量の多い洗浄剤の部分はアデランスがやや質が良い。

全部合わせると、それほど差があるわけではありませんが・・。

育毛効果はどっちが高い?

さて、肝心な育毛効果はどっちが優れていると思いますか?

どちらのシャンプーにも共通するのは、植物エキスによって育毛効果をもたせようとしていること。

そして、その植物エキスのクオリティの違いがまさに、レベルの違いとなっているようです。

もうこれは結論から言ってしまいますが、植物エキスは圧倒的に一方が勝っています。

アデランスです。

アデランスの植物エキスは、高いレベルでエイジングケア効果や血流促進・抗炎症・毛細血管強化・抗アレルギーを持つます。

一方でリーブ21は、市販シャンプーにもよく見られるオーソドックスな構成です。スカルプケアの定番エキスですが、アデランスのものと比べると大幅に見劣りしますね。

その他の違い

洗浄剤・育毛効果の他におおきな違いは見られますでしょうか。

リーブ21がほとんどプラスアルファがないのに対して、アデランスには以下の要素が加わっています。

  • メントール
  • アミノ酸
  • キトサン(人工皮膚素材)
  • ペリセア(浸透促進補修材)
  • セラキュート(疑似セラミド・ハリ・コシ増強剤)
  • アミノ酸系両性界面活性剤
  • 浸透性コラーゲン
  • 殺菌成分

これだけの要素がアデランスにはあることで、リーブ21にはない清涼感、保湿・潤滑性、コーティング・補修・静菌作用をもたらしているのです。

植物エキスによって付与される抗糖化作用、抗炎症作用、血行促進作用も非常に優れているので、全体として高い頭皮環境改善効果が期待できる内容となっていますね。アデランスは。

セラキュートの効果で、髪自体の弾力性も増しますから、育毛を始めたばかりの時点でも違いを体感させるのがアデランス、とも言えそうです。

一方でリーブ21は・・少なくともシャンプーだけでは何ら違いを見せられていない、育毛シャンプーと呼ぶには不足が多すぎる印象です。

おまけにリーブ21のレモン果皮油はグレープフルーツ果皮油の5倍の光毒性があり、紫外線の量によっては皮膚刺激をもたらす可能性まであります。

結論

もう言うまでもないことかと思いますが、軍配はアデランス。

アデランスの圧勝ということをお伝えします。

理由は、すべての面でリーブ21に勝っているから。

育毛効果はもちろんのこと、ヘアケア、頭皮環境の改善効果、洗浄剤の質、使用感の良さ、どこを切り取ってもアデランスの価値の高さに気付かされる結果となりました。

そしてトドメといえるのが、価格でしょう。

これだけ品質に差があるのに、なんとリーブ21のほうが1000円以上も高い!

アデランスが1mlあたり、9円に対して、リーブ21は1mlあたり15円

どちらを選ぶべきかは、火を見るより明らか。

もしアデランスとリーブ21で迷っているなら、少なくともシャンプーはアデランスだ!

[アデランス全成分]
グリチルリチン酸2K、ピロクトンオラミン、ラウロイルアスパラギン酸Na、ラウロイルメチルアラニンNa、ココイルメチルアラニンNa、ココイルグルタミン酸TEA、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド、コカミドプロピルベタイン、ラウラミドプロピルベタイン、POEラウリルエーテル酢酸Na(3E.O.)、メントール、塩化トリメチルアンモニオヒドロキシプロピルヒドロキシエチルセルロース、アルギニン、アスパラギン酸、グリシン、アラニン、セリン、L-バリン、プロリン、トレオニン、L-イソロイシン、ヒスチジン、L-フェニルアラニン、オウバクエキス、ε-ポリリジン、イソステアロイル水解コラーゲンAMPD塩、グリセリル-N-(2-メタクリロイルオキシエチル)カルバメート・メタクリル酸ステアリル共重合体、ウメ果実エキス、シャクヤク根エキス、ハス種子乳酸菌発酵液、チンピエキス、ヒドロキシプロピル-β-シクロデキストリン、アシタバ葉エキス、シア脂、ヒドロキシプロピルキトサン液、ジラウロイルグルタミン酸リシンナトリウム液、ヘチマエキス、ラベンダー油、ユーカリ油、ハッカ油、チョウジ油、イソプレングリコール、グリセリンエチルヘキシルエーテル、ヒドロキシエタンジホスホン酸、DPG、乳酸Na、PCA、PCA-Na、水酸化ナトリウム、濃グリセリン、ヤシ油脂肪酸アシルアルギニンエチル・DL-PCA塩、BG、クエン酸、

[リーブ21全成分]
水、ココイルグルタミン酸TEA、ラウラミドプロピルベタイン、デシルグルコシド、ラウラミドDEA、プロパンジオール、BG、ココイル加水分解コラーゲンK、PCA-Na、ココイルリンゴアミノ酸Na、グリコシルトレハロース、加水分解水添デンプン、グリチルリチン酸2K、レモン果皮油、リンゴ酸、ニオイテンジクアオイ油、トウキ根エキス、マグワ根皮エキス、シャクヤク根エキス、クララ根エキス、ノイバラ果実エキス、ローマカミツレ花エキス、ボタンエキス、ローズマリー葉エキス、レモングラス油、ニンニク根エキス、トリイソステアリン酸PEG-120メチルグルコース、セイヨウキズタ葉/茎エキス、ペンチレングリコール、セイヨウアカマツ球果エキス、塩化Na、ゴボウ根エキス、ラウリン酸PEG-80ソルビタン、オランダカラシ葉/茎エキス、ステアリン酸スクロース、オドリコソウ花エキス、ミリスチン酸ポリグリセリル-10、アルニカ花エキス、カプリル酸グリセリル、ポリクオタニウム-10、エチルヘキシルグリセリン、クエン酸、