解析ジャーナル

バイタリズムvsアデランスvsモンゴ流 勝者はどれ?

育毛するなら、どれが正解?

禁断の比較!?育毛3大シャンプーの勝者を決する時。

結局、どれを選ぶべきなの? 育毛商品への問いは、そんなシンプルな疑問に収れんするでしょう。

ならば、直接比較してしまえ!というのがこの企画。

シャンプー解析ドットコムがガチンコで比較してみた。育毛3大ブランドの直接対決です。

なぜこの3つかというと、

という、それぞれの熱い戦いを勝ち抜けてきた実力者同士だから。熱い勝負間違いなし。結局、どれが勝ち残るのか?

全成分はこちらから。

3大育毛シャンプー徹底比較

以下の点を順を追って解析していきましょう。

  • 洗浄剤
  • 育毛成分
  • シャンプーとしての性能
  • コスパ

洗浄剤

3つのシャンプー、実は成分の違いこそあれど実は結構似ています

アミノ酸系洗浄剤ベース+酸性石けん+ペプチド系洗浄剤+両性界面活性剤のような構造で、多少違いはありますが大体共通した構成というふうにいえますね。

どのシャンプーも泡立ち、洗浄力、安全性どれをとっても合格点といえるでしょう。

さらに、最高級洗浄剤であるココイル加水分解コラーゲンKを含むバイタリズム&モンゴ流はコンディショニング効果も1段上の体感がありそうですね。

アデランスは一番皮膚に刺激が少なく、泡立ち、泡切れのよいさっぱりした感触でこちらもいいですね。

バイタリズムが一番しっとり系。モンゴ流はさっぱり系といった違いがあります。

アデランスはさっぱり系ですが、洗浄力が強くないさっぱり系という感じ。泡切れの良さでさっぱり感を感じさせます。

構成が同じでも、素材の違いでこれだけ体感は変わってくるんですね。

育毛成分

これが、一番注目点ですね。結局、育毛効果が一番なのはどれか、そこがみなさん知りたいところなはず・・。

ということで、見ていきましょう。

この項目はもう結論から言います。圧倒的にバイタリズムの勝ち

なんといっても、バイタリズムは疑似ミノキシジルこと、ピロリジニルジアミノピリミジンオキシドが主役。副作用(肌刺激)を抑えたミノキシジル。安全に最高レベルの育毛効果を効かせることができるのが疑似ミノキシジルです。現行の育毛成分で公式に効果がある、と評価された数少ない成分の1つがミノキシジルです。

他の2つのシャンプーにはこれがなく、植物エキスに頼った構成となっていますので、バイタリズムとの間にはかなり差があるという結果になります。

アデランスはウメ、シャクヤク、チンピ、アシタバといったエキスによるもの。

モンゴ流はユッカグラウカ根エキスをはじめ、豆乳、カキタンニン、キトサン、オウゴン、グアバ、マグワ、ワレモコウ、センブリ・・といったこちらも植物エキス中心です。浸透性コラーゲンや清涼感のメントールなども含まれます。

ただ、植物エキスにももちろん育毛効果を期待できる部分はあるのですが、どうしても頭皮環境改善、エイジングケアといった側面の方が強いので、毛が生えるか、という点ではやはりミノキシジルよりだいぶ見劣りしてしまうのが事実です。

植物エキス自体は、実はバイタリズムシャンプーの方にも豊富に含まれるので、実質バイタリズムの圧勝という形で良いかと思います。

シャンプーとしての性能

さて、育毛シャンプーにヘアケア効果をどれだけ望むか、という問題。

コンディショニング効果が高ければ高いだけ、そりゃ使用感は良いものになるのは当然です。

ですが、あくまでも育毛が目的なのに、育毛に全振りせずにヘアケアに頑張られても・・という気もしますよね。

洗浄剤はもちろん良い方が良いですし、頭皮ケア系のエキスも遠回しに育毛効果につながる要素ですので大事。ヘアケア効果も、育毛効果が損なわれない程度なら歓迎。そういった見方でシャンプー全体の性能を見ていきましょう。

シャンプーとして多芸だな、と思うのはモンゴ流です。髪にハリ・コシを出す効果や、シリコーン代替の潤滑成分PPG-3カプリリルエーテル、浸透と補修のペリセア、保水のポリグルタミン酸、浸透性コラーゲン、疑似セラミド、人工皮膚素材キトサンなどなど、実に他要素なシャンプーです。

これらの成分は基本的に保湿効果やヘアケア目的で、とくに髪にハリ・コシ、潤滑性を付与しようという働きが期待される構成といえますね。

次にアデランスはどうでしょう?

アデランスも浸透性コラーゲン、アミノ酸、セラキュート、キトサン、アミノ酸系カチオン界面活性剤にペリセアと、実はモンゴ流とけっこう似てます。モンゴ流よりも若干ヘアケアへの思いが強いタイプかな、という感じですね。これだと、髪にけっこうハリ・コシを感じられると思います。

発毛専門メーカーのシャンプーですが、シャンプー自体は髪に弾力を補修効果によって与える、というタイプであって、シャンプーで直接育毛、発毛をさせようという意図は薄いようです。使用感は当然、絶対良いものに違いありません。

そしてバイタリズム。

バイタリズムは他の2つと明らかに印象が違っていて、ヘアケアにあまり重きを置いていないのが特徴です。

とはいえ、最高級ペプチド系洗浄剤ココイル加水分解コラーゲンKなど、洗浄剤だけで相当ヘアケア能力を持っている、という点は強調しておきます。

言い方を変えれば、必要以上にヘアケア成分を混ぜることなく、育毛に全振りしたシャンプーというイメージです。

コスパ

最後に、3つのシャンプーのコストを比べてみましょう。

  • アデランス ヘアリプロ 370ml/3960円
  • モンゴ流 350ml 3980円
  • バイタリズム 350ml/2177円

一目瞭然、アデランスとモンゴ流がともに1ml/10円超えに対し、バイタリズムは1ml/6円。

コストパフォーマンスではバイタリズムの圧勝、しかもほぼ半額に近いような値段!

これはちょっと、性能にほとんど差がなくてもバイタリズムをオススメしてしまいたくなるレベルですね・・。

結論

それでは、育毛3大シャンプー対決の結果発表です。

  1. バイタリズム(VITALISM) スカルプケア シャンプー
  2. アデランス ヘアリプロシャンプー
  3. モンゴ流

はい。コスパ、育毛効果で他を圧倒したバイタリズムスカルプケアシャンプーの勝利です。

洗浄剤、使用感では3つとも大きな差はなく、ヘアケア機能ではむしろ他2つが上回る部分もあったのですが、育毛シャンプーとしてどれが優れているか、と聞かれるとこのような結論になりました。

何と言っても育毛効果で明確な品質の差があること、それでいて他社製品の半額近いコスパなど、正直結論はあまり迷う必要もなく決まったという印象ですね。

アデランスやモンゴ流のシャンプーももちろん素晴らしい内容で、育毛を第一に考えなければぜひ試して欲しいクオリティがあります。髪自体の弾力を高めて存在感を高めたいような場合はこちらの方が良い選択肢となるでしょう。

純粋に育毛・発毛シャンプーでどれが一番期待値が高いか、という見方をするならば、今回のような結果となります。ぜひ、商品選びの参考にしていただければ嬉しいです。

今回はバイタリズムの優勝!

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[バイタリズム全成分]

水,ココイルグルタミン酸2Na,コカミドプロピルベタイン,コカミドDEA,デシルグルコシド,グリセリン,スルホコハク酸(C12-14)パレス-2Na,ココイル加水分解コラーゲンK,ピロリジニルジアミノピリミジンオキシド,サッカロミセス溶解質エキス,キハダ樹皮エキス,水溶性コラーゲン,加水分解コラーゲン,アロエベラ葉エキス,加水分解シルク,マヨラナ葉エキス,カンゾウ根エキス,ラベンダー花エキス,ローズマリー葉エキス,セージ葉エキス,アスコルビルグルコシド,BG,ポリクオタニウム-50,ポリクオタニウム-10,ジステアリン酸PEG-150,ラウリミノジプロピオン酸Na,ラウレス-6カルボン酸,トリイソステアリン酸PEG-120メチルグルコース,ジステアリン酸グリコール,ラウレス-5,グリコール,クエン酸,ペンテト酸5Na,エタノール,フェノキシエタノール,メチルパラベン,プロピルパラベン,ハッカ油,メントール,香料

[アデランス リプロ全成分]

グリチルリチン酸2K ピロクトンオラミン ラウロイルアスパラギン酸Na ラウロイルメチルアラニンNa ココイルアラニンNa ココイルグルタミン酸TEA ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド コカミドプロピルベタイン ラウラミドプロピルベタイン POEラウリルエーテル酢酸Na(3E.O.) メントール 塩化トリメチルアンモニオヒドロキシプロピルヒドロキシエチルセルロース アルギニン アスパラギン酸 グリシン アラニン セリン L-バリン プロリン トレオニン L-イソロイシン ヒスチジン L-フェニルアラニン オウバクエキス ε-ポリリジン イソステアロイル水解コラーゲンAMPD塩 グリセリル-N-(2-メタクリロイルオキシエチル)カルバメート・メタクリル酸ステアリル共重合体 ウメ果実エキス シャクヤク根エキス ハス種子乳酸菌発酵液 チンピエキス ヒドロキシプロピル-β-シクロデキストリン アシタバ葉エキス シア脂 ヒドロキシプロピルキトサン液 ジラウロイルグルタミン酸リシンナトリウム液 ヘチマエキス ラベンダー油 ユーカリ油 ハッカ油 チョウジ油 イソプレングリコール グリセリンエチルヘキシルエーテル ヒドロキシエタンジホスホン酸 DPG 乳酸Na PCA PCA-Na 水酸化ナトリウム 濃グリセリン ヤシ油脂肪酸アシルアルギニンエチル・DL-PCA塩 BG クエン酸

[モンゴ流EX]

水、ラウロイルメチルアラニンNa、ラウリン酸ポリグリセリル-10、デシルグルコシド、コカミドメチルMEA、オレフィン(C14-16)スルホン酸Na、コカミドMEA、グリセリン、エタノール、ポリクオタニウム-10、ココイルメチルタウリンNa、ラウラミドプロピルヒドロキシスルタイン、コカミドプロピルベタイン、ココイル加水分解コラーゲンK、ジラウロイルグルタミン酸リシンNa、ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)、γ-ドコサラクトン、イソステアロイル加水分解コラーゲンAMPD、PPG-3カプリリルエーテル、ポリグルタミン酸、加水分解ケラチン、PEG-60水添ヒマシ油、グリチルリチン酸2K、グルコン酸亜鉛、グルコン酸銅、アスパラギン酸Mg、イラクサ葉エキス、セイヨウイラクサ葉エキス、ユッカグラウカ根エキス、ヒポファエラムノイデス果実油、シスタンケツブロサ茎エキス、マグワ根皮エキス、グアバ葉エキス、ゲンチアナ根エキス、カキタンニン、ワレモコウエキス、センブリエキス、カンゾウ根エキス、ホホバ種子油、ビワ葉エキス、チョウジエキス、ヤエヤマアオキ果汁、乳酸桿菌/豆乳発酵液、クロレラエキス、クズ根エキス、オウゴン根エキス、ベルゲニアリグラタ根エキス、プエラリアミリフィカ根エキス、チャ葉エキス、クマザサ葉エキス、ハチミツ、香料、メントール、スペアミント油、セイヨウハッカ油、ユーカリ葉油、カルボキシメチルキトサンサクシナミド、1,2-ヘキサンジオール、BG、サリチル酸、水添レシチン、セバシン酸ジエチル、塩化Na、クエン酸、クエン酸Na、エチドロン酸、EDTA-2Na、DPG、グリシン、硫酸亜鉛、トコフェロール、ソルビン酸K、酸化銀、ペンテト酸5Na、フィチン酸、安息香酸Na、フェノキシエタノール