モチモチな感触
アミノレスキュー、という名称らしく、使ってみた感触はしっとり、もっちりしたものです。
ただ、しっとりした感触のわりに、仕上がりまでベタベタするような感じはありません。
というのも、このしっとり感が洗浄剤の特徴からくるものではないのが理由のようです。
洗浄剤は意外とさっぱり系
ココイルメチルタウリンNaやラウロイルサルコシンTEA、ココイルグリシンKなど、洗浄剤だけ見ると案外さっぱり系なんですね。
アミノ酸系が中心となっていますが、アミノ酸系の中のさっぱり系を中心にチョイスされているのがわかります。
ココイルグリシンKなどは石けんと似た特徴があるくらいですから、洗浄剤がしっとりベタベタしている、ということはないようです。
しっとり感をもたらすもの
では、このモチモチ感はどこからくるのか?といえば、添加成分ですね。
アミノ酸各種はもとより、非イオン界面活性剤のヤシ油脂肪酸PEG-7グリセリル、セラミドなどがモチモチ感の正体のようです。
使用感がとてもしっとりしているわりに、仕上がりが意外とさっぱりしているのは、添加剤の一時的なしっとり感が表立っていることからくるようです。
髪が少しキュッとする仕上がり
もう1つ印象に残ったのは、しっとり→さっぱり→と変わった次に、→髪がキュっとする感じがしたこと。
これは、ケラチンやシステインなど髪にハリをもたらす補修成分が入っている影響のようです。
アミノレスキュー・モイストシャンプーと聞いて、かなりベタベタしたシャンプーを思い浮かべていたのですが、意外にも仕上がりは髪にハリを残したり、さっぱり感も感じたり、それと抗炎症・抗酸化系の成分も配合が多いので、肌ケア効果もわりとあったり。
バランスが取れているんだな、というのが1ヶ月ほど使ってみた感想として残りましたね。
肌にやさしく、意外に万人受け
アミノ酸系のメリットとして、
- 肌にやさしい
- 髪にやさしい
- 環境にやさしい
- モノによっては安価
ということがありますが、アミノレスキューはしっかり当てはまっています。
アミノ酸系シャンプーの中ではかなりお得で、肌にもまずまずやさしく、仕上がりにさっぱり感を感じられる部分は大きなメリットであると感じました。
もちろん、よりクオリティが上のアミノ酸系というのはたくさん存在します。
ただ、この値段で得られるクオリティとしては決して悪くないものだと感じました。
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