ただの石鹸に近い、あまり違いを感じられない凡作

単純な石鹸だけ、よりはマシですが、それ以上のものではなく。

アルカリ残存のデメリットに加え、ソフトながらピーリング効果も有している点を考慮すれば、オススメには程遠い内容であると判断せざるを得ないでしょう。

エキス類は少し良いが、製品としてはダメ

中には良い部分も見出すことができますが、どうしてもベース部分の、安易なさっぱり感を求めた結果のカリ石鹸がどうしても目立ってしまいます。

よくある石鹸ボディソープ

結局は、代謝促進効果を少し持った石鹸という以上のものになっていません。
代謝促進も、石鹸との組み合わせで肌を傷めつけやすくなる可能性がないわけではなく、
肌の弱い方にはオススメできない製品であることを注意すべきでしょう。

カリ石けん素地は単純な脂肪酸とアルカリによる石けんで、アルカリ性でなければ作用せず、そのアルカリ性であることが肌の保湿成分を溶出させる原因となります。
ラウラミドプロピルベタインは強い泡立ちを与える両性界面活性剤で、洗浄剤の刺激緩和や粘度調整、コンディショニング効果を与えます。
アルガニアスピノサ核油は、モロッコ南西部に自生する広葉常緑樹アルガンの種子から採れるオイルで、ビタミンEの含有量が多く抗酸化作用があり、エモリエント作用も期待されるオイルです。
シア脂は、肌に塗ると溶けて浸透する感触の良いエモリエント剤。紫外線吸収効果も。
ホエイはソフトピーリング作用を有する整肌成分で、抗シワ、ダメージヘア改善、免疫低下抑制、美白作用などが期待される。
ゲンチアナ根エキスはフランスの山地に自生するリンドウ科の植物で、苦味の強い特性から食欲増進、発毛促進、消炎、皮膚活性化作用を付与。
エーデルワイスエキスは抗酸化、抗老化作用。
シラカバエキスは白樺の葉、樹皮、木部から抽出。皮膚柔軟作用、保護、収れん、血行促進、抗炎症作用を付与。
カミツレ花エキスは抗酸化作用、コラーゲン産生促進作用、女性ホルモン様作用、抗炎症、血行促進、発汗作用を付与。
ソルビン酸Kは非常にマイルドな食品にも使われる防腐剤。