基本的にはただの石けんで、そこに両性界面活性剤(ラウラミドプロピルベタイン)と非イオン界面活性剤(ラウリルジメチルアミンオキシド、ヤシ油脂肪酸時エタノールアミド)が刺激緩和や粘度調整で配合。
チャ、カキタンニン、クロラミンTといった抗酸化、脱臭系エキス配合。
主な目的が防臭であることからわかるように、
殺菌成分が多い作りになっている。
炭酸水素Naといったところも、その効果をより強いものにするためか。
石けん自体にも殺菌作用があるので、この製品の方向性はハッキリとしたものだ。
だが、これだけ作用の強いものを日常的に使っていては、
体が本来もつ自浄作用を消してしまう。
そうなれば、この製品を使い続けなくては"臭ってしまう"状態になるということだ。
絶妙なバランスで成り立っている肌の常在菌を撹乱するということは、
実際には体の正常化から遠ざかっている事に他ならない。
それを抜きにしても、この製品を積極的に薦めたい理由は見当たらない。