Ingredient Analysis

トリクロロカルバニリド

成分 1件の商品に配合 ID: 109
成分 化粧品・ヘアケア配合成分
-60

安全性
-40

素材の品質
+0

使用感
基本情報
成分名トリクロロカルバニリド
医薬部外品名トリクロロカルバニリド
慣用名・別名TCC, トリクロカーバン, 3,4,4'-トリクロロカルバニリド
INCI名Triclocarban
化学式C13H9Cl3N2O
分子量315.58 Da
由来合成
推奨配合濃度0.2〜1.5%
EWGスコア7/10
EU規制Annex III制限あり
日本規制 旧指定成分 医薬部外品承認成分 化粧品成分基準収載
カテゴリ 成分
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
素材の品質 -40
成分の素材品質・配合価値
安全性 -60
肌・頭皮への安全性
補修力 +0
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 -30
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 +0
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 -10
育毛・発毛促進への寄与
使用感 +0
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 × -70
環境負荷・生分解性の評価

概要

塩素系殺菌剤として広範なグラム陽性菌に対する強力な抗菌効果を持つカルバニリド誘導体。細胞膜破壊により殺菌作用を発揮するが、内分泌攪乱・発癌性の疑い、環境蓄積性、抗生物質耐性菌誘発リスクから世界的に規制が強化されている。旧指定成分として安全性への懸念が高い問題成分。

トリクロロカルバニリドの解析

トリクロカルバンは、3つの塩素原子を持つカルバニリド系の合成殺菌剤で、特にグラム陽性菌に対して強力な抗菌効果を発揮する成分です。その作用機序は細菌の細胞膜に結合して膜構造を破壊することにより、細胞内容物の漏出を引き起こして殺菌効果をもたらします。

薬用石鹸や抗菌製品の主要成分として長年使用されてきましたが、近年その安全性に深刻な懸念が浮上しています。内分泌攪乱物質として甲状腺ホルモンや性ホルモンに影響を与える可能性が指摘されており、発癌性についても疑いが持たれています。さらに環境面では生物蓄積性が高く、水生生物への毒性や生分解性の低さから生態系への長期的影響が懸念されています。

2016年にはアメリカFDAが抗菌石鹸での使用を禁止し、日本でも薬用石鹸での切り替えが促進されました。これは、抗生物質耐性菌の誘発リスクや環境負荷を考慮すると、期待される殺菌効果に見合わないリスクが大きすぎるという判断によるものです。現在では「洗い流さない製品」での使用は禁止され、洗い流す製品でも厳格な濃度制限が設けられている問題成分です。

相性の悪い成分・混合注意

トリクロサン 塩素系漂白剤

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