| 成分名 | ココイルタウリンNa |
| 慣用名・別名 | ヤシ油脂肪酸タウリンナトリウム |
| INCI名 | Sodium Cocoyl Taurate |
| 化学式 | C₁₄H₂₈NNaO₄S(ラウロイル体の場合) |
| 分子量 | 313.4 Da |
| 由来 | 半合成 |
| 推奨配合濃度 | 3〜10% |
| 適正pH域 | 4.5〜7.0 |
| EWGスコア | 3/10 |
| コメドジェニック度 | 1/5 |
| EU規制 | 規制なし |
| 日本規制 | 化粧品成分基準収載 規制なし |
| カテゴリ | アニオン界面活性剤 |
ココイルタウリンNa(Sodium Cocoyl Taurate)は、ヤシ油由来の脂肪酸(ココイル基)とアミノ酸様物質であるタウリンを縮合したアニオン界面活性剤。タウリン系洗浄剤はアミノ酸系洗浄剤と並び称されるマイルド系洗浄剤の代表格であり、シャンプー・洗顔料・ボディソープ・ベビー用品など幅広い製品に採用されている。
最大の特徴はマイルドな洗浄力と豊かな泡立ちの両立にある。硫酸系(ラウリル硫酸Na等)と比べ肌・頭皮への刺激が著しく低く、必要な皮脂や天然保湿因子(NMF)を過剰に奪いにくい。一方でグルタミン酸系など他のアミノ酸系洗浄剤よりも泡立ちに優れ、使用感の満足度が高い点が評価されている。
コンディショニング効果も洗浄剤としては高水準で、洗髪中に髪のきしみを軽減し、洗い上がりのなめらかさに貢献する。これはタウリンがケラチンのアミノ酸組成に近く、毛髪タンパクへの親和性が高いためと考えられる。また、ヤシ油由来成分とタウリンは生体親和性に優れ、頭皮・肌バリアへの負担が少ないことから敏感肌向け・低刺激処方に積極的に採用される。
安全性の観点では30年以上の使用実績を持ち、EWGスコアも低く評価されている。原料コストが高いため、主洗浄剤として配合する製品は高価格帯になりやすいが、ラウレス硫酸Na等の補助剤として少量配合するケースも多い。環境負荷については植物・天然由来原料が主体であるが、化学的な縮合工程が必要なため完全天然とは言えない。総じて洗浄力・泡質・低刺激性・コンディショニング性のバランスに優れた、アミノ酸系洗浄剤の中でも屈指の品質を持つ成分として高く評価される。
4件の商品に配合されています(総合点順・上位50件)