| 成分名 | イトヒメハギ根エキス |
| 慣用名・別名 | 遠志エキス、ヒメハギエキス |
| INCI名 | Polygala Tenuifolia Root Extract |
| 由来 | 植物性 |
| 推奨配合濃度 | 1〜5% |
| 適正pH域 | 4.5〜6.5 |
| EU規制 | 規制なし |
| 日本規制 | 化粧品成分基準収載 規制なし |
| カテゴリ | 植物由来成分 |
イトヒメハギ根エキスは、ヒメハギ科の植物Polygala tenuifoliaの根を原料とする植物性エキスです。中国伝統医学では「遠志(えんじ)」として古くから知られており、強心・鎮静・去痰・抗炎症作用を持つ生薬として重用されてきました。
化粧品成分としては、主に皮膚コンディショニング剤として配合されます。含有されるトリテルペン系サポニン(senegin類似)、キサントン誘導体、フェノール配糖体が主要な活性成分とされ、これらが抗炎症・抗酸化の機能を担うと考えられています。
スキンケアにおいては、肌の赤みや炎症を鎮める効果が期待でき、敏感肌・トラブル肌向け製品に適した成分です。また、抗酸化作用により活性酸素による酸化ストレスから肌を守り、エイジングケアにも貢献します。加えて、保湿効果により肌の水分保持を助ける働きも報告されています。
ヘアケア分野では、頭皮の炎症抑制や頭皮環境の改善への貢献が期待されます。動物実験では子宮収縮作用や筋緊張作用も報告されているため、特殊な使用には注意が必要ですが、通常の化粧品配合濃度では安全性に大きな問題はないとされています。
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