Ingredient Analysis

ステアリルPGジメチルアミン

カチオン界面活性剤 5件の商品に配合 ID: 1983
カチオン界面活性剤 コンディショニング・帯電防止を担う陽イオン性界面活性剤
+30

安全性
+0

素材の品質
+30

使用感
基本情報
成分名ステアリルPGジメチルアミン
INCI名Stearyl PG-Dimethylamine
分子量327.54 Da
由来半合成
推奨配合濃度0.5〜3%
適正pH域3.5〜7.0
コメドジェニック度1/5
EU規制規制なし
日本規制 化粧品成分基準収載 規制なし
カテゴリ カチオン界面活性剤
ステアリルPGジメチルアミンの分子構造
分子構造・化学式イメージ
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
素材の品質 +0
成分の素材品質・配合価値
安全性 +30
肌・頭皮への安全性
補修力 +20
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 +10
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 +35
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 +0
育毛・発毛促進への寄与
使用感 +30
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 -20
環境負荷・生分解性の評価

概要

ステアリルPGジメチルアミンは、ステアリルアルコールとプロピレングリコール鎖を持つ第三級カチオン界面活性剤。コンディショニング・帯電防止効果を発揮するリンス剤成分。第四級アンモニウム塩と比較して吸着力は穏やかで、低刺激性が特徴。毛髪の柔軟化・なめらかさ改善を目的に配合。

ステアリルPGジメチルアミンの解析

ステアリルPGジメチルアミンは、長鎖脂肪族アルコール(ステアリル基)とプロピレングリコール(PG)鎖を持つ第三級アミン型のカチオン界面活性剤です。シャンプー・コンディショナー・トリートメントなどのヘアケア製品に主にコンディショニング剤・帯電防止剤として配合されます。

作用機序として、毛髪表面のアニオン性部位(ダメージによって露出した負電荷)に静電的に吸着し、表面をコーティングすることでなめらかさや指通りを改善します。第四級アンモニウム塩(塩化ステアリルトリメチルアンモニウムなど)と比べると、皮膚・頭皮への吸着が穏やかで刺激性は低い傾向にあり、低刺激にこだわった処方に採用されやすい成分です。

安全性については、第三級アミンは通常の使用条件では比較的穏やかですが、製剤中で亜硝酸塩と反応してニトロソアミンを生成するリスクが指摘されており、処方上の管理が必要です。pH依存性が高く、酸性域(pH 4〜6程度)で正電荷を帯びてコンディショニング効果を発揮します。

実用面では、静電気防止・毛髪柔軟化・なめらかさ付与に有効であり、しっとり系コンディショナーの補助成分として機能します。単独では効果がやや限定的で、カチオン性ポリマーやシリコーン類との組み合わせで相乗効果が期待できます。配合量は比較的少量で効果を発揮するとされています。

相性の良い成分

ステアリルアルコール シリコーン系コンディショナー タンパク質加水分解物

相性の悪い成分・混合注意

アニオン界面活性剤(強い),陰イオン多価ポリマー