Ingredient Analysis

フェニルベンズイミダゾールスルホン酸

成分 5件の商品に配合 ID: 19835
成分 化粧品・ヘアケア配合成分
+20

安全性
+30

素材の品質
+0

使用感
基本情報
成分名フェニルベンズイミダゾールスルホン酸
慣用名・別名エンスリゾール
INCI名Phenylbenzimidazole Sulfonic Acid
化学式C13H10N2O3S
分子量287.29 Da
由来合成
推奨配合濃度2〜8%
適正pH域4.0〜7.0
EWGスコア4/10
コメドジェニック度0/5
EU規制規制なし
日本規制 化粧品成分基準収載
カテゴリ 成分
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
素材の品質 ○ +30
成分の素材品質・配合価値
安全性 ○ +20
肌・頭皮への安全性
補修力 △ +0
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 △ +0
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 △ +0
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 △ +0
育毛・発毛促進への寄与
使用感 △ +0
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 △ -20
環境負荷・生分解性の評価

概要

フェニルベンズイミダゾールスルホン酸(エンスリゾール)は、UVB領域(約300〜320nm)を選択的に吸収する水溶性の紫外線吸収剤。日焼け止めや化粧品に配合され、UVBによる肌ダメージを軽減する。UVA防御効果は低く、他のUVフィルターとの併用が推奨される。

フェニルベンズイミダゾールスルホン酸の解析

フェニルベンズイミダゾールスルホン酸(INCI名:Phenylbenzimidazole Sulfonic Acid、別名:エンスリゾール)は、ベンズイミダゾール骨格にスルホン酸基を導入した水溶性UV吸収剤。他の多くの有機UV吸収剤が油溶性であるのに対し、本成分は水系への溶解性が高いことが大きな特徴で、テクスチャーの軽い日焼け止め製品や化粧下地、乳液への配合に適している。

主にUVB領域(波長約300〜320nm付近)に強い吸収ピークを持ち、UVBによる直接的なDNA損傷や紅斑(日焼け)を効果的に防御する。一方、UVA(320〜400nm)に対してはほとんど保護効果を示さないため、ブロードスペクタム(UVA+UVB)の保護を目的とする場合はアボベンゾン(メトキシケイヒ酸エチルヘキシル)やZnOなど他のUVフィルターとの組み合わせが必須となる。

日本では化粧品基準(ポジティブリスト別表第4)に収載されており、粘膜に使用されることがない化粧品のうち洗い流すもの・洗い流さないものへの配合上限は100g中3.0g(3%)。粘膜への使用製品への配合は不可。EU規制(Annex VI)では最大8%まで許容されており、SCCPも2006年に8%使用の安全性を確認している。EWGスコアは比較的低リスク帯に分類されるが、一部で皮膚感作の懸念も報告されており、安全性評価は「概ね安全だが注意を要する」水準。環境残留性の観点では、水溶性であるため水系環境への流出リスクが指摘されている。抗老化・光老化防止の観点からもUVB遮断は重要であり、日常使いのUVケア製品に有用な成分といえる。

相性の良い成分

酸化亜鉛 オクトクリレン アボベンゾン