| 成分名 | フェニルベンズイミダゾールスルホン酸 |
| 慣用名・別名 | エンスリゾール |
| INCI名 | Phenylbenzimidazole Sulfonic Acid |
| 化学式 | C13H10N2O3S |
| 分子量 | 287.29 Da |
| 由来 | 合成 |
| 推奨配合濃度 | 2〜8% |
| 適正pH域 | 4.0〜7.0 |
| EWGスコア | 4/10 |
| コメドジェニック度 | 0/5 |
| EU規制 | 規制なし |
| 日本規制 | 化粧品成分基準収載 |
| カテゴリ | 成分 |
フェニルベンズイミダゾールスルホン酸(INCI名:Phenylbenzimidazole Sulfonic Acid、別名:エンスリゾール)は、ベンズイミダゾール骨格にスルホン酸基を導入した水溶性UV吸収剤。他の多くの有機UV吸収剤が油溶性であるのに対し、本成分は水系への溶解性が高いことが大きな特徴で、テクスチャーの軽い日焼け止め製品や化粧下地、乳液への配合に適している。
主にUVB領域(波長約300〜320nm付近)に強い吸収ピークを持ち、UVBによる直接的なDNA損傷や紅斑(日焼け)を効果的に防御する。一方、UVA(320〜400nm)に対してはほとんど保護効果を示さないため、ブロードスペクタム(UVA+UVB)の保護を目的とする場合はアボベンゾン(メトキシケイヒ酸エチルヘキシル)やZnOなど他のUVフィルターとの組み合わせが必須となる。
日本では化粧品基準(ポジティブリスト別表第4)に収載されており、粘膜に使用されることがない化粧品のうち洗い流すもの・洗い流さないものへの配合上限は100g中3.0g(3%)。粘膜への使用製品への配合は不可。EU規制(Annex VI)では最大8%まで許容されており、SCCPも2006年に8%使用の安全性を確認している。EWGスコアは比較的低リスク帯に分類されるが、一部で皮膚感作の懸念も報告されており、安全性評価は「概ね安全だが注意を要する」水準。環境残留性の観点では、水溶性であるため水系環境への流出リスクが指摘されている。抗老化・光老化防止の観点からもUVB遮断は重要であり、日常使いのUVケア製品に有用な成分といえる。
5件の商品に配合されています(総合点順・上位50件)