| 成分名 | キョウニンエキス |
| 医薬部外品名 | キョウニンエキス |
| 慣用名・別名 | アンズ種子エキス、杏仁エキス、杏仁(きょうにん)エキス |
| INCI名 | Prunus Armeniaca (Apricot) Seed Extract |
| 由来 | 植物性 |
| 推奨配合濃度 | 1〜5% |
| EU規制 | 規制なし |
| 日本規制 | 化粧品成分基準収載 規制なし |
| カテゴリ | 植物由来成分 |
キョウニンエキス(アンズ種子エキス)は、バラ科植物アンズ(Prunus armeniaca)の種子から抽出された植物性エキスです。生薬名「杏仁(きょうにん)」として古くから漢方医学に用いられてきた歴史を持ち、鎮咳・潤肺などの薬効で知られています。
化粧品・スキンケア領域では、保湿・美白・抗老化の三つの作用が期待される成分として注目されています。主な機能性成分としては、アミグダリン(苦味配糖体)、豊富な脂肪酸を含む脂肪油のほか、フラボノイドやトコフェロール(ビタミンE)なども含まれます。アミグダリンは加水分解によりベンズアルデヒドやシアン化水素を生じる可能性があるため、大量摂取は経口的に問題となりますが、化粧品配合濃度では皮膚への安全性は概ね問題ないとされています。
保湿効果はエモリエント作用と水分保持の両面から発揮され、乾燥肌のケアに適しています。美白作用については、チロシナーゼ活性阻害を介したメラニン生成抑制効果が報告されています。また、抗酸化成分の含有により、抗老化・肌荒れ防止への貢献も期待されます。スキンケア製品全般や育毛・頭皮ケア製品への配合例も見られます。