| 成分名 | パラオキシ安息香酸プロピル |
| 医薬部外品名 | パラオキシ安息香酸プロピル |
| 慣用名・別名 | プロピルパラベン |
| INCI名 | Propylparaben |
| 化学式 | C10H12O3 |
| 分子量 | 180.20 Da |
| 由来 | 合成 |
| 推奨配合濃度 | 0.02〜0.8% |
| 適正pH域 | 3〜8 |
| EWGスコア | 6/10 |
| EU規制 | 規制なし |
| 日本規制 | 化粧品ネガティブリスト 医薬部外品承認成分 化粧品成分基準収載 |
| カテゴリ | 成分 |
プロピルパラベン(パラオキシ安息香酸プロピル)は、パラベン類の中で最も広く使用される防腐剤のひとつ。化粧品・医薬部外品に長年使用されてきた実績があり、低濃度(0.01〜0.3%)でも高い抗菌・抗真菌効果を発揮する。
グラム陽性菌、酵母、カビに対して特に有効であり、水相への溶解性はメチルパラベンよりやや低いものの、メチルパラベンとの組み合わせでシナジー効果が得られることから、両者を併用するケースが一般的。
安全性については、EU科学委員会(SCCS)が2014年に0〜6ヶ月の乳幼児向け製品への使用を禁止し、洗い流し製品も含む一部に制限を設けている(Annex III)。これは動物実験でのエストロゲン様活性および精巣機能への影響を懸念したもの。ただし成人向け通常濃度での使用では現時点でリスクは低いとされる。
日本では旧指定成分ではなく医薬部外品の防腐剤として規定され、配合上限は種類合計で1.0%。皮膚感作性は低く、接触性アレルギーはパラベン類全体でも低頻度だが、既にパラベンアレルギーを持つ人には注意が必要。環境面では水系への排出による生態系への影響が研究されており、内分泌かく乱への懸念もある。
2件の商品に配合されています(総合点順・上位50件)