Ingredient Analysis

ラウリルポリグリセリル-3ポリジメチルシロキエチルジメチコン

成分 1件の商品に配合 ID: 2454
成分 化粧品・ヘアケア配合成分
+20

安全性
+50

素材の品質
+50

使用感
基本情報
成分名ラウリルポリグリセリル-3ポリジメチルシロキエチルジメチコン
慣用名・別名ラウリルPG-3ポリジメチルシロキシエチルジメチコン
INCI名Lauryl Polyglyceryl-3 Polydimethylsiloxyethyl Dimethicone
由来合成
推奨配合濃度1〜5%
適正pH域3.0〜7.0
コメドジェニック度2/5
EU規制規制なし
日本規制 化粧品成分基準収載 規制なし
カテゴリ 成分
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
素材の品質 +50
成分の素材品質・配合価値
安全性 +20
肌・頭皮への安全性
補修力 +20
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 +10
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 +50
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 +0
育毛・発毛促進への寄与
使用感 +50
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 -20
環境負荷・生分解性の評価

概要

シリコーン・アルキル鎖・ポリグリセリン三種の修飾基を持つ高機能シリコーン系界面活性剤。ジメチコン主鎖にラウリル基(C12疎水鎖)・トリグリセリル基(親水部)・ポリジメチルシロキシエチル基(シリコーン親和性部)を組み合わせた独自構造により、W/Si型・W/O型双方の乳化が可能。シリコーン油・植物性油脂の双方と相溶し、乳化安定性・使用感に優れる。エモリエント・保湿膜形成により肌・毛髪にしっとりソフトな感触を付与。

ラウリルポリグリセリル-3ポリジメチルシロキエチルジメチコンの解析

ラウリルポリグリセリル-3ポリジメチルシロキシエチルジメチコンは、ジメチコン(シリコーンポリマー)の主鎖にラウリル基・トリグリセリル基・ポリジメチルシロキシエチル基という3種類の異なる修飾基を導入した、シリコーン分岐型ポリグリセリン変性シリコーン界面活性剤である。この複合的な分子設計が、他のシリコーン系乳化剤にはない優れた汎用性をもたらしている。

最大の特長は二面性を持つ乳化能にある。ラウリル基(炭素数12の直鎖アルキル鎖)が一般油脂・炭化水素油との親和性を、ポリジメチルシロキシエチル基がシリコーン油との親和性を担い、トリグリセリル基が水相との親和性を提供する。これによりW/Si(水中シリコーン型)・W/O(油中水型)両方の乳化系を安定して構築できる。一般的なシリコーン乳化剤がシリコーン油専用である場合が多いのに対し、本成分は幅広いオイル系原料と組み合わせられる点で設計自由度が高い。

感触面では、乳化後のエマルジョンが非常に肌なじみよく、ソフトでしっとりとした触感を与える点が特徴的。これはポリグリセリン部位の高い水分保持能と、シリコーン由来のすべり感が相乗効果を発揮するためと考えられる。ヘアオイルやセラムへの配合では毛髪をコーティングしつつ重さを抑えた仕上がりに貢献し、ブリーチ毛など傷んだ毛髪製品での採用も多い。

使いどころとしては、日焼け止め・化粧下地・コンシーラー・BBクリームなどメイクアップ製品での採用が目立ち、顔料の分散性向上・塗布時のなめらかさ確保・長時間のくずれにくさに寄与する。シリコーン配合のW/Oサンスクリーンとの相性が特に良く、使用感の大幅な改善に活用されている場面も見られる。

安全性については現時点で皮膚刺激性・感作性に関する重大な報告はなく、一般的なシリコーン誘導体と同様に良好な安全プロファイルを持つと評価されている。ただし高分子シリコーン系成分全般に言えることとして生分解性は低く、環境への蓄積リスクが懸念される点は留意が必要。EWGなどの公的スコアは未整備の新規成分に属する。

相性の良い成分

ジメチコン シクロペンタシロキサン 植物油脂 水溶性高分子

相性の悪い成分・混合注意

強アニオン界面活性剤 高配合カチオン界面活性剤

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