| 成分名 | メチルクロロインチアゾリノン |
| 慣用名・別名 | MCI、5-クロロ-2-メチル-4-イソチアゾリン-3-オン、Kathon CG(メチルイソチアゾリノンとの混合品) |
| INCI名 | Methylchloroisothiazolinone |
| 化学式 | C4H4ClNOS |
| 分子量 | 187.65 Da |
| 由来 | 合成 |
| 推奨配合濃度 | 0.01〜0.1% |
| EWGスコア | 8/10 |
| EU規制 | Annex III制限あり |
| 日本規制 | 化粧品成分基準収載 |
| カテゴリ | 成分 |
メチルクロロイソチアゾリノン(MCI)は、イソチアゾリノン骨格を持つ合成防腐剤で、広域スペクトルの抗菌・抗真菌活性を持つ。シャンプー・コンディショナー・ローションなど幅広いスキンケア・ヘアケア製品に防腐目的で配合されてきた。
最大の懸念点は皮膚感作性・アレルギー誘発リスクの高さ。接触皮膚炎の原因成分として世界的に問題視されており、欧州では「アレルゲン・オブ・ザ・イヤー」に選出された経緯がある。EU化粧品規則では洗い流し製品(リンスオフ)における配合濃度を0.0015%(15 ppm)に厳格制限し、留置き製品(リーブオン)への使用は事実上禁止されている。
日本では「メチルクロロイソチアゾリノン・メチルイソチアゾリノン液」として化粧品成分基準のポジティブリストに収載されており、配合上限は0.1%(MCI/MI混合液として)と定められている。単独成分としてのポジティブリスト収載はなく、MIとの混合液形態での使用が前提となっている。
皮膚・頭皮への刺激性・感作性リスクを鑑みると、敏感肌・アトピー体質の方には特に注意が必要な成分であり、選択的に回避することが推奨される。
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