| 成分名 | ツバキ脂肪酸K |
| 慣用名・別名 | カリウムツバキ脂肪酸塩 |
| INCI名 | Potassium Camellia Japonica Fatty Acids |
| 化学式 | カリウム石鹸(C18:1オレイン酸カリウム主体) |
| 由来 | 植物性 |
| 適正pH域 | 8.0〜10.0 |
| EU規制 | 規制なし |
| 日本規制 | 化粧品成分基準収載 規制なし |
| カテゴリ | アニオン界面活性剤 |
ツバキ脂肪酸Kは、ツバキ(Camellia japonica)種子から得られる植物性脂肪酸(主成分:オレイン酸)をカリウムで中和した脂肪酸カリウム塩(石鹸系アニオン界面活性剤)である。いわゆる「椿油石鹸素地」の一種であり、大島椿ブランドのシャンプーを中心に5製品程度への配合実績がある。
洗浄力自体は高く、皮脂・汚れをよく落とすが、石鹸系界面活性剤特有の高いpH(アルカリ性)のため、頭皮・髪への刺激が強く、タンパク質変性リスクもある。また硬水環境では金属石鹸を生成しやすく、髪のキシミやごわつきの原因になりやすい。
植物由来という点では自然派・エコ志向の訴求には適しているが、皮膚安全性・使用感・頭皮への影響という観点では現代のアミノ酸系・ベタイン系洗浄成分と比較して明らかに劣る。バイオデグラダビリティ(生分解性)は高い反面、製造・廃液処理の観点では石鹸系ならではの問題も残る。
椿油そのものの保湿・エモリエント効果は期待できず、石鹸化することで油脂としての機能は失われている点にも注意が必要。使用製品の仕上がりはコンディショナー必須であり、単体では補修・保湿ともにマイナス評価。敏感肌・乾燥肌・ダメージ毛には特に注意を要する成分。
4件の商品に配合されています(総合点順・上位50件)