Ingredient Analysis

ツバキ脂肪酸K

アニオン界面活性剤 4件の商品に配合 ID: 26458
アニオン界面活性剤 泡立て・洗浄を担う陰イオン性界面活性剤
-25

安全性
-10

素材の品質
-35

使用感
基本情報
成分名ツバキ脂肪酸K
慣用名・別名カリウムツバキ脂肪酸塩
INCI名Potassium Camellia Japonica Fatty Acids
化学式カリウム石鹸(C18:1オレイン酸カリウム主体)
由来植物性
適正pH域8.0〜10.0
EU規制規制なし
日本規制 化粧品成分基準収載 規制なし
カテゴリ アニオン界面活性剤
ツバキ脂肪酸Kの分子構造
分子構造・化学式イメージ
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
洗浄力 +50
皮脂・汚れへの洗浄・脱脂力
素材の品質 -10
成分の素材品質・配合価値
安全性 -25
肌・頭皮への安全性
補修力 +0
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 -20
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 -30
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 +0
育毛・発毛促進への寄与
使用感 -35
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 +20
環境負荷・生分解性の評価

概要

ツバキ脂肪酸Kは、ツバキ(椿)種子油由来の脂肪酸(主にオレイン酸)をカリウム塩(石鹸)にしたアニオン界面活性剤。洗浄力は高いが石鹸系特有の高アルカリ性・皮膚刺激性・ギシギシ感があり、安全性・使用感ともに評価は低め。5件程度の製品にのみ使用されるマイナー成分。

ツバキ脂肪酸Kの解析

ツバキ脂肪酸Kは、ツバキ(Camellia japonica)種子から得られる植物性脂肪酸(主成分:オレイン酸)をカリウムで中和した脂肪酸カリウム塩(石鹸系アニオン界面活性剤)である。いわゆる「椿油石鹸素地」の一種であり、大島椿ブランドのシャンプーを中心に5製品程度への配合実績がある。

洗浄力自体は高く、皮脂・汚れをよく落とすが、石鹸系界面活性剤特有の高いpH(アルカリ性)のため、頭皮・髪への刺激が強く、タンパク質変性リスクもある。また硬水環境では金属石鹸を生成しやすく、髪のキシミやごわつきの原因になりやすい。

植物由来という点では自然派・エコ志向の訴求には適しているが、皮膚安全性・使用感・頭皮への影響という観点では現代のアミノ酸系・ベタイン系洗浄成分と比較して明らかに劣る。バイオデグラダビリティ(生分解性)は高い反面、製造・廃液処理の観点では石鹸系ならではの問題も残る。

椿油そのものの保湿・エモリエント効果は期待できず、石鹸化することで油脂としての機能は失われている点にも注意が必要。使用製品の仕上がりはコンディショナー必須であり、単体では補修・保湿ともにマイナス評価。敏感肌・乾燥肌・ダメージ毛には特に注意を要する成分。

相性の悪い成分・混合注意

酸性成分 陽イオン界面活性剤