| 成分名 | ダイマージリノール酸ダイマージリノレイルビス(フィトステリル/ベヘニル/イソステアリル) |
| 慣用名・別名 | プランドゥールジー |
| INCI名 | Bis-Behenyl/Isostearyl/Phytosteryl Dimer Dilinoleyl Dimer Dilinoleate |
| 由来 | 植物性 |
| 推奨配合濃度 | 2〜8% |
| コメドジェニック度 | 3/5 |
| EU規制 | 規制なし |
| 日本規制 | 規制なし |
| カテゴリ | 成分 |
ダイマージリノール酸ダイマージリノレイルビス(フィトステリル/ベヘニル/イソステアリル)は、植物由来のダイマー酸エステル骨格を核に、フィトステロール・ベヘニルアルコール・イソステアリルアルコールの3種の親油性成分を両末端にエステル結合させた複合エステルオイルである。別名「プランドゥールジー」とも呼ばれ、ヘアケア・スキンケア双方に広く活用されている。
その最大の特徴は高い増粘性・光沢性・抱水性の三拍子が揃っている点にある。ペースト状の質感を持ち、製品テクスチャーを整えながら使用感と仕上がり品質を同時に向上させる。毛髪・皮膚表面に均一な被膜を形成することで、水分蒸散を防ぐ閉塞作用が働き、しっとり感が長時間持続する。
構成原料であるフィトステロールは植物ステロールであり、皮膚の細胞間脂質と構造的に類似している。そのため単なる表面コーティングに留まらず、バリア機能の補強にも貢献する。ベヘニルアルコールは固体脂肪族アルコールとして増粘・安定化に寄与し、イソステアリルアルコールは低融点・液状の特性により感触の滑らかさと伸び広がりを調整する役割を担う。この3成分の組み合わせがバランス良い仕上がりを生み出している。
ヘアケア製品においては、ダメージを受けた毛髪への潤い補給とツヤ付与に特に効果的とされる。キューティクル表面に均一に密着し、コームスルー性を改善。トリートメントやヘアマスクの「指通りの良さ」「光沢感」を演出する中核成分として機能する。スキンケアでは口紅やリップグロスへの配合も多く、ツヤ出し・密着感の向上に利用されている。
安全性面では完全植物性由来であり刺激性・毒性の報告は少なく、食品応用も可能な素材として知られる。高分子量のため皮膚・毛髪への深部浸透は限られるが、表面機能性の付与においては同カテゴリ内で際立って優れた成分と評価されている。環境負荷は植物由来のため比較的低いが、製造プロセスのエネルギー消費は考慮が必要。
2件の商品に配合されています(総合点順・上位50件)