| 成分名 | N-ヤシ油脂肪酸アシル-L-グルタミン酸ナトリウム |
| 医薬部外品名 | N-ヤシ油脂肪酸アシル-L-グルタミン酸ナトリウム |
| 慣用名・別名 | ヤシ油脂肪酸アシルグルタミン酸Na |
| INCI名 | Sodium Cocoyl Glutamate |
| 化学式 | C12-18脂肪酸アミド結合グルタミン酸ナトリウム塩(混合物) |
| 分子量 | 約293〜320 Da |
| 由来 | 植物性,半合成 |
| 推奨配合濃度 | 2〜8% |
| 適正pH域 | 4.5〜7.0 |
| EWGスコア | 2/10 |
| コメドジェニック度 | 0/5 |
| EU規制 | 規制なし |
| 日本規制 | 化粧品成分基準収載 規制なし |
| カテゴリ | アニオン界面活性剤 |
ヤシ油(またはパーム核油)由来の脂肪酸とL-グルタミン酸を縮合させたナトリウム塩で、アミノ酸系アニオン界面活性剤の中でも特にしっとりした仕上がりをもたらすタイプです。化粧品表示名は「ココイルグルタミン酸Na」、INCI名は「Sodium Cocoyl Glutamate」として知られ、シャンプー・洗顔料・ボディソープなど幅広いスキンケア・ヘアケア製品に配合されます。
最大の特徴は弱酸性領域(pH 4〜6程度)での使用が可能なこと。肌や頭皮のpHに近い環境で働くため、バリア機能への負担が少なく、皮膚・粘膜刺激性がアニオン界面活性剤の中でもトップレベルに低いと評価されています。アレルギー性・光毒性もほとんど報告がなく、ベビー向け製品への採用実績も豊富です。脱脂力が穏やかなため、必要な皮脂を残しながら汚れを落とすマイルド洗浄が実現できます。
グルタミン酸骨格に由来する保湿・コンディショニング作用が高く、洗い上がりにしっとりとした潤い感を残します。髪に使用した場合は指通りの改善にも寄与しますが、これは洗浄成分としての副次的効果であり、専用コンディショニング剤には及びません。
一方で起泡力・泡立ちのやや弱さが課題です。皮脂や整髪料が多い状態ではさらに泡立ちが消失しやすく、単体使用では洗浄感が物足りなく感じることがあります。実際の製品ではラウロイルグルタミン酸塩やベタイン系・グルコシド系の補助界面活性剤と組み合わせて使われるのが一般的です。この成分単独で構成されたシャンプーや洗顔料は、極めてしっとり感が強く、洗い心地が独特になる場合があります。
天然由来のアミノ酸と植物油脂を原料とするため、生分解性が高く環境負荷は比較的低めです。EWGスコアも低く、EU・日本ともに規制上の問題はありません。CMR分類・SVHC非該当で安全性の高い洗浄成分といえます。
4件の商品に配合されています(総合点順・上位50件)