Ingredient Analysis

ココイルグルタミン酸TEA

アニオン界面活性剤 ID: 32761
アニオン界面活性剤 泡立て・洗浄を担う陰イオン性界面活性剤
+40

安全性
+20

素材の品質
+20

使用感
基本情報
成分名ココイルグルタミン酸TEA
医薬部外品名ヤシ油脂肪アシルグルタミン酸TEA液
慣用名・別名N-ヤシ油脂肪酸アシル-L-グルタミン酸トリエタノールアミン液
INCI名TEA-Cocoyl Glutamate
化学式C21H40NO6·C6H15NO3
由来半合成
推奨配合濃度2〜8%
適正pH域4.0〜7.0
EWGスコア2/10
コメドジェニック度0/5
EU規制規制なし
日本規制 化粧品成分基準収載 規制なし
カテゴリ アニオン界面活性剤
ココイルグルタミン酸TEAの分子構造
分子構造・化学式イメージ
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
洗浄力 +30
皮脂・汚れへの洗浄・脱脂力
素材の品質 +20
成分の素材品質・配合価値
安全性 +40
肌・頭皮への安全性
補修力 +15
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 +30
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 +25
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 +0
育毛・発毛促進への寄与
使用感 +20
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 +30
環境負荷・生分解性の評価

概要

ヤシ油脂肪酸とL-グルタミン酸を結合させたアミノ酸系アニオン界面活性剤。TEA塩はアミノ酸系洗浄剤のなかでも最もしっとりタイプで、穏やかな洗浄力と高いコンディショニング作用を兼ね備える。弱酸性・低刺激性でベビーシャンプーにも採用される安全性の高い洗浄剤。単体では泡立ちが弱く補助洗浄剤との併用が一般的。

ココイルグルタミン酸TEAの解析

アミノ酸系洗浄剤のしっとり系代表格

ヤシ油由来の脂肪酸とアミノ酸の一種であるL-グルタミン酸をアシル結合させたアミノ酸系アニオン界面活性剤です。同系統のNa塩・K塩と比較してTEA塩(トリエタノールアミン塩)はもっとも親水性・エモリエント性が高く、アミノ酸系洗浄剤のなかでもとりわけしっとりとした仕上がりを実現するタイプとして知られています。毛髪や皮膚への吸着力に優れ、洗浄中・洗浄後も潤いを保護膜として維持するため、「洗いながらトリートメント」するような感覚を与えます。

弱酸性・低刺激で安全性最高水準

適正pH域は5.5〜7.0と弱酸性寄りに設定でき、健康な皮膚や毛髪のpHに近い環境で洗浄が可能です。これによりキューティクルの開きを最小限に抑え、カラーリング後の色落ちを軽減する効果も期待されます。皮膚・粘膜への刺激性はアニオン界面活性剤のなかでもトップクラスに低く、EWGスコア2という高い安全評価を持ちます。ベビーシャンプーや敏感肌向け製品への採用が多いことがその証左です。生分解性にも優れ、環境負荷の面でも評価されています。

泡立ちの弱さは補助剤で補う

最大の課題は単体での泡立ちの乏しさです。皮脂や整髪料が存在する条件下ではさらに起泡力が低下するため、実用的なシャンプー処方ではコカミドプロピルベタインやラウリルベタイン、ラウレス硫酸Naなどの補助洗浄剤と組み合わせるのが一般的です。本成分単独で構成された製品は極めてしっとりするものの、泡立ちが著しく乏しく使いにくさを感じる場合がありますので注意が必要です。洗浄力の強さより潤い感と安全性を最優先したい場合に最適な洗浄剤です。

補修・コンディショニング効果

アミノ酸由来の骨格が毛髪表面に吸着し、ダメージを受けたキューティクルを保護・補修する働きも持ちます。ポリクオタニウム-10やコカミドプロピルベタインとの相乗効果が高く、コンディショニング重視の処方に好んで組み合わせられます。アルカリ性物質や高濃度塩類との配合は安定性を損なうため避けることが推奨されます。

相性の良い成分

ココイルアラニンTEA ココイルメチルタウリンNa グリセリン パンテノール

相性の悪い成分・混合注意

陽イオン界面活性剤 多価金属塩

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