| 成分名 | ザクロステロールズ |
| 慣用名・別名 | ザクロ種子ステロール、ポメグラネートステロール |
| INCI名 | Punica Granatum Sterols |
| 由来 | 植物性 |
| 推奨配合濃度 | 1〜5% |
| コメドジェニック度 | 2/5 |
| EU規制 | 規制なし |
| 日本規制 | 化粧品成分基準収載 規制なし |
| カテゴリ | 成分 |
ザクロステロールズは、ザクロの種子から抽出される植物ステロール類の集合体です。主成分としてβ-シトステロール、カンペステロール、スティグマステロールなどを含有し、これらは人間の皮膚に存在するコレステロールと類似の構造を持ちます。
作用機序としては、細胞膜の流動性を調整し、皮膚バリア機能の強化に寄与します。ラノリンと似た働きを示し、表皮の水分蒸散を抑制する閉塞効果を発揮。また、植物ステロール特有の抗炎症作用により、軽度の皮膚刺激を緩和する効果も期待されます。
興味深いのは、ザクロ種子由来という点です。一般的な植物ステロールが大豆や菜種から抽出されるのに対し、ザクロ由来の特殊性があります。ただし、ザクロエキスに含まれるとされる女性ホルモン様成分とは別物であり、ステロールとしての基本的な保湿・エモリエント効果が主な機能です。
化粧品ではヘアコンディショニング剤や閉塞剤として配合され、髪表面のキューティクル保護や頭皮の乾燥防止に活用されますが、劇的な変化を期待するよりは穏やかなサポート成分として位置づけられます。