Ingredient Analysis

パーム脂肪酸Na

アニオン界面活性剤 1件の商品に配合 ID: 34811
アニオン界面活性剤 泡立て・洗浄を担う陰イオン性界面活性剤
-10

安全性
-10

素材の品質
+10

使用感
基本情報
成分名パーム脂肪酸Na
INCI名Sodium Palm Fatty Acids
分子量約280〜310(主成分パルミチン酸Na: 278.4)
由来植物性(パーム油)
推奨配合濃度5〜30%
適正pH域9.0〜11.0
EWGスコア4/10
コメドジェニック度4/5
EU規制規制なし
日本規制 化粧品成分表示名称収載
カテゴリ アニオン界面活性剤
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
洗浄力 ○ +30
皮脂・汚れへの洗浄・脱脂力
素材の品質 △ -10
成分の素材品質・配合価値
安全性 △ -10
肌・頭皮への安全性
補修力 △ -10
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 △ -10
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 △ +10
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 △ +0
育毛・発毛促進への寄与
使用感 △ +10
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 ○ +30
環境負荷・生分解性の評価

概要

パーム油由来の脂肪酸ナトリウム塩。石けん素地として洗浄・泡立てに使用される界面活性剤

パーム脂肪酸Naの解析

パーム脂肪酸Na(Sodium Palm Fatty Acids)は、パーム油から得た脂肪酸をナトリウムで中和した成分で、いわゆる石けん素地にあたる。水に溶けると負の電気を帯びるアニオン洗浄剤(陰イオン性の洗浄成分)の仲間で、油汚れを水になじませて落とす性質がある。

配合の目的は、洗浄力と泡立ちを与えることだ。石けん系の洗浄剤として、洗い流すタイプの商品で洗浄の中心を担う。今回の資料ではシャンプーに配合されている例があり、泡で汚れを落とす商品に使われやすい成分といえる。

安全性について、米国の成分安全性評価(CIR)は「Safe as Used」、つまり通常の使い方であれば安全とみなせるという評価だ。EWGのスコアは4(1〜10で低いほど懸念が少ない)で中程度にあたる。EUでは規制がなく、表示義務のあるアレルゲンにも該当しない。日本では化粧品の成分表示名称に収載されている。

使う人が気にしたい点もある。石けん系はアルカリ性なので、肌が敏感な人は刺激を感じる場合がある。毛穴の詰まりやすさを示すコメドジェニック指数は4(0〜5)と高めで、ニキビができやすい人は使用感を確かめたい。硬水では石けんカスが出てきしみやすく、パーム油由来のため環境面の議論もある。洗浄力と引き換えの特徴を知ったうえで、肌との相性で選ぶのがよい。

相性の良い成分

ヤシ油脂肪酸Na(泡立ち補完)

相性の悪い成分・混合注意

クエン酸・低pH成分(石けんカス生成)

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