Ingredient Analysis

アルキル(C12.14.16)硫酸アンモニウム

アニオン界面活性剤 ID: 35246
アニオン界面活性剤 泡立て・洗浄を担う陰イオン性界面活性剤
-25

安全性
+0

素材の品質
-10

使用感
基本情報
成分名アルキル(C12.14.16)硫酸アンモニウム
慣用名・別名アルキル(C12-16)硫酸アンモニウム
INCI名Ammonium C12-16 Alkyl Sulfate
化学式C12H25OSO3NH4 (C12主成分)
由来合成
推奨配合濃度0.5〜3%
適正pH域5.5〜7.5
EWGスコア7/10
コメドジェニック度0/5
EU規制規制なし
日本規制 化粧品成分基準収載 規制なし
カテゴリ アニオン界面活性剤
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
洗浄力 +50
皮脂・汚れへの洗浄・脱脂力
素材の品質 +0
成分の素材品質・配合価値
安全性 -25
肌・頭皮への安全性
補修力 +0
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 -20
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 -15
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 +0
育毛・発毛促進への寄与
使用感 -10
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 -20
環境負荷・生分解性の評価

概要

炭素数12・14・16の脂肪族アルコールと硫酸エステルのアンモニウム塩の混合物。アニオン界面活性剤として強力な洗浄・起泡力を持つが、分子量が小さく皮膚への浸透性が高いため、過度な脱脂作用により頭皮・肌バリアを損傷するリスクがある。敏感肌・乾燥肌への使用は要注意。

アルキル(C12.14.16)硫酸アンモニウムの解析

アルキル(C12,14,16)硫酸アンモニウムは、ラウリル(C12)・ミリスチル(C14)・セチル(C16)アルコール由来の硫酸エステルアンモニウム塩の混合型アニオン界面活性剤である。単一鎖長のラウリル硫酸アンモニウム(ALS)に比べ複数の鎖長を持つことで若干の刺激低減が期待されるが、基本的な特性はALS・SLS系と同等とみなされる。

最大の特徴は強力な洗浄力と起泡性で、硬水中でも安定して機能し、低コストで製造できるため市販シャンプーやボディウォッシュに広く使用されてきた。しかし分子量が比較的小さく皮膚への浸透性が高いため、必要な皮脂・保湿因子まで根こそぎ除去する過度な脱脂作用が問題視されている。繰り返し使用により頭皮バリアが損傷し、乾燥・フケ・かゆみ・炎症を引き起こすリスクがある。

安全性の観点では、EWG評価でも刺激性・毒性への懸念が指摘されており、敏感肌・乾燥肌・アトピー素因のある方には推奨できない。また、生分解性がやや低く環境負荷も比較的高い。現在では同カテゴリ内でもラウレス硫酸塩(SLES)やアミノ酸系洗浄剤への代替が進んでおり、本成分を主洗浄剤として採用する新製品は減少傾向にある。日本の化粧品表示名称においても改正表示名称への切り替えが推奨されている。

相性の良い成分

キレート剤(EDTA等) 増泡剤(ラウリルアンホ酢酸Na等)

相性の悪い成分・混合注意

陽イオン界面活性剤(セチルトリモニウムクロリド等),酸性成分(クエン酸等は若干中和効果)

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