| 成分名 | アルキル(C12.14.16)硫酸アンモニウム |
| 慣用名・別名 | アルキル(C12-16)硫酸アンモニウム |
| INCI名 | Ammonium C12-16 Alkyl Sulfate |
| 化学式 | C12H25OSO3NH4 (C12主成分) |
| 由来 | 合成 |
| 推奨配合濃度 | 0.5〜3% |
| 適正pH域 | 5.5〜7.5 |
| EWGスコア | 7/10 |
| コメドジェニック度 | 0/5 |
| EU規制 | 規制なし |
| 日本規制 | 化粧品成分基準収載 規制なし |
| カテゴリ | アニオン界面活性剤 |
アルキル(C12,14,16)硫酸アンモニウムは、ラウリル(C12)・ミリスチル(C14)・セチル(C16)アルコール由来の硫酸エステルアンモニウム塩の混合型アニオン界面活性剤である。単一鎖長のラウリル硫酸アンモニウム(ALS)に比べ複数の鎖長を持つことで若干の刺激低減が期待されるが、基本的な特性はALS・SLS系と同等とみなされる。
最大の特徴は強力な洗浄力と起泡性で、硬水中でも安定して機能し、低コストで製造できるため市販シャンプーやボディウォッシュに広く使用されてきた。しかし分子量が比較的小さく皮膚への浸透性が高いため、必要な皮脂・保湿因子まで根こそぎ除去する過度な脱脂作用が問題視されている。繰り返し使用により頭皮バリアが損傷し、乾燥・フケ・かゆみ・炎症を引き起こすリスクがある。
安全性の観点では、EWG評価でも刺激性・毒性への懸念が指摘されており、敏感肌・乾燥肌・アトピー素因のある方には推奨できない。また、生分解性がやや低く環境負荷も比較的高い。現在では同カテゴリ内でもラウレス硫酸塩(SLES)やアミノ酸系洗浄剤への代替が進んでおり、本成分を主洗浄剤として採用する新製品は減少傾向にある。日本の化粧品表示名称においても改正表示名称への切り替えが推奨されている。
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