Ingredient Analysis

オクテニルコハク酸デキストリンTEA

アニオン界面活性剤 4件の商品に配合 ID: 37769
アニオン界面活性剤 泡立て・洗浄を担う陰イオン性界面活性剤
+30

安全性
+20

素材の品質
+30

使用感
基本情報
成分名オクテニルコハク酸デキストリンTEA
INCI名Dextrin Octenylsuccinate TEA
由来半合成
推奨配合濃度0.5〜3%
適正pH域4.5〜7.0
EU規制規制なし
日本規制 化粧品成分基準収載 規制なし
カテゴリ アニオン界面活性剤
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
洗浄力 +20
皮脂・汚れへの洗浄・脱脂力
素材の品質 +20
成分の素材品質・配合価値
安全性 +30
肌・頭皮への安全性
補修力 +10
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 +20
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 +30
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 +0
育毛・発毛促進への寄与
使用感 +30
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 +10
環境負荷・生分解性の評価

概要

デキストリン(多糖)にオクテニルコハク酸を結合させ、TEA(トリエタノールアミン)で中和した糖系アニオン界面活性剤。低刺激で泡立ち・泡切れが良く、少量添加で髪のすべり性やしっとり感を向上させる補助的洗浄剤。単独洗浄力は弱く、他の界面活性剤との複合処方で活きる。

オクテニルコハク酸デキストリンTEAの解析

オクテニルコハク酸デキストリンTEAは、植物・微生物由来の多糖類デキストリンにオクテニルコハク酸を化学結合させ、トリエタノールアミン(TEA)で中和した糖系アニオン界面活性剤。天然糖質をベースとした半合成成分であり、他の合成アニオン界面活性剤と比べて穏やかな洗浄プロファイルを持つのが特徴。

洗浄力は単独では弱く(洗浄剤としての主力には不向き)、アミノ酸系やベタイン系などのマイルド洗浄剤と組み合わせることで真価を発揮する補助的界面活性剤として機能する。泡立ちと泡切れのバランスが良く、シャンプーやボディウォッシュ等の処方に少量加えることで使用感を大幅に向上させる。

糖由来の親水部が水分を抱え込む性質を持ち、洗い流し後もしっとり感・すべり感を付与する保湿補助効果が認められる。また、デキストリン骨格が皮膚・毛髪表面にわずかに留まることで、なめらかなコーティング感にも寄与する。頭皮への刺激性は比較的低く、敏感肌・乾燥頭皮向け処方にも採用される。

安全性面ではデキストリン部分は生体親和性が高いが、中和剤であるTEAはニトロソアミン生成リスクへの懸念から EU では一定の使用制限が設けられており、その点で注意が必要。環境負荷は糖系由来で比較的低く、生分解性は良好と考えられるが、TEA部分のデメリットも考慮が必要。処方pH5.0〜7.5程度の弱酸性〜中性域での安定性が高い。

相性の良い成分

ラウロイルグルタミン酸Na ココイルグルタミン酸Na 他の糖系界面活性剤

相性の悪い成分・混合注意

強酸性pH調整剤 強い陰イオン交換樹脂