Ingredient Analysis

PEG-5ステアリルアンモニウムクロリド

カチオン界面活性剤 3件の商品に配合 ID: 383
カチオン界面活性剤 コンディショニング・帯電防止を担う陽イオン性界面活性剤
-30

安全性
-20

素材の品質
+40

使用感
基本情報
成分名PEG-5ステアリルアンモニウムクロリド
慣用名・別名ポリオキシエチレン(5)ステアリルアンモニウムクロリド
INCI名PEG-5 Stearyl Ammonium Chloride
化学式C28H60ClNO5
分子量526.24 Da
由来合成
推奨配合濃度0.1〜1.0%
適正pH域5.0〜8.0
EU規制規制なし
日本規制 規制なし
カテゴリ カチオン界面活性剤
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
素材の品質 -20
成分の素材品質・配合価値
安全性 -30
肌・頭皮への安全性
補修力 +10
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 -40
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 +30
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 -20
育毛・発毛促進への寄与
使用感 +40
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 -30
環境負荷・生分解性の評価

概要

ポリエチレングリコール鎖を持つ第四級カチオン界面活性剤。ステアリル基の疎水性とPEG-5鎖の親水性、アンモニウム塩の正電荷により、毛髪表面に吸着して帯電防止・柔軟性を付与。一般的なカチオン界面活性剤より刺激性は低いが、塩素系成分との配合には注意が必要。主にコンディショナーやトリートメント製品に使用される。

PEG-5ステアリルアンモニウムクロリドの解析

PEG-5ステアリルアンモニウムクロリドは、現代のヘアケア製品において重要な役割を担うカチオン界面活性剤です。この成分の構造は、まるで「分子レベルの万能接着剤」のような働きをします。ステアリル基という油になじみやすい「しっぽ」と、ポリエチレングリコール鎖という水になじみやすい「胴体」、そして正の電荷を帯びたアンモニウム基という「頭部」から構成されています。

この成分の最大の特徴は、静電気防止効果にあります。髪の毛は摩擦により負の電荷を帯びやすく、これが絡まりや広がりの原因となります。PEG-5ステアリルアンモニウムクロリドは正の電荷で髪表面に吸着し、電荷を中和することで指通りを改善します。従来のカチオン界面活性剤と比較して、PEG鎖の存在により刺激性が緩和されているのが特徴です。

ただし、この成分には注意すべき点もあります。塩素系の成分と反応する可能性があるため、漂白剤を含む製品との併用は避けるべきです。また、環境への負荷も考慮すべき要素の一つです。医薬品分野では類似のPEG化合物がドラッグデリバリーシステムに応用されており、その浸透促進特性は化粧品分野でも注目されています。

相性の良い成分

セタノール ステアリルアルコール グリセリン

相性の悪い成分・混合注意

次亜塩素酸ナトリウム アニオン界面活性剤