| 成分名 | PEG-5ステアリルアンモニウムクロリド |
| 慣用名・別名 | ポリオキシエチレン(5)ステアリルアンモニウムクロリド |
| INCI名 | PEG-5 Stearyl Ammonium Chloride |
| 化学式 | C28H60ClNO5 |
| 分子量 | 526.24 Da |
| 由来 | 合成 |
| 推奨配合濃度 | 0.1〜1.0% |
| 適正pH域 | 5.0〜8.0 |
| EU規制 | 規制なし |
| 日本規制 | 規制なし |
| カテゴリ | カチオン界面活性剤 |
PEG-5ステアリルアンモニウムクロリドは、現代のヘアケア製品において重要な役割を担うカチオン界面活性剤です。この成分の構造は、まるで「分子レベルの万能接着剤」のような働きをします。ステアリル基という油になじみやすい「しっぽ」と、ポリエチレングリコール鎖という水になじみやすい「胴体」、そして正の電荷を帯びたアンモニウム基という「頭部」から構成されています。
この成分の最大の特徴は、静電気防止効果にあります。髪の毛は摩擦により負の電荷を帯びやすく、これが絡まりや広がりの原因となります。PEG-5ステアリルアンモニウムクロリドは正の電荷で髪表面に吸着し、電荷を中和することで指通りを改善します。従来のカチオン界面活性剤と比較して、PEG鎖の存在により刺激性が緩和されているのが特徴です。
ただし、この成分には注意すべき点もあります。塩素系の成分と反応する可能性があるため、漂白剤を含む製品との併用は避けるべきです。また、環境への負荷も考慮すべき要素の一つです。医薬品分野では類似のPEG化合物がドラッグデリバリーシステムに応用されており、その浸透促進特性は化粧品分野でも注目されています。
3件の商品に配合されています(総合点順・上位50件)