| 成分名 | ヒドロキシステアリルスフィンゴシン |
| INCI名 | Hydroxystearyl Phytosphingosine |
| 化学式 | C36H73NO4 |
| 由来 | 半合成 |
| 推奨配合濃度 | 1〜5% |
| 適正pH域 | 4.5〜7.0 |
| コメドジェニック度 | 2/5 |
| EU規制 | 規制なし |
| 日本規制 | 化粧品成分基準収載 |
| カテゴリ | 成分 |
ヒドロキシステアリルスフィンゴシンは、植物由来のフィトスフィンゴシンにα-ヒドロキシステアリン酸を結合させた疑似セラミドの一種である。天然セラミドと類似の分子構造を持ちながら、より安定性が高く、製品への配合量を多く設定できる利点を持つ。
作用機序としては、角質層の細胞間脂質に組み込まれることで皮膚バリア機能を強化し、水分の蒸散を防ぐとともに外的刺激の侵入を阻害する。まるで肌の「防水シール」のような役割を果たし、乾燥や炎症から肌を守る。また、フィトスフィンゴシン由来の抗菌・抗炎症効果により、ニキビ菌やマラセチア菌などの増殖を抑制する。
従来のヒト型セラミドと比較して製造コストが抑えられるため、幅広い価格帯の化粧品に採用されている。特に敏感肌向け製品や育毛剤での使用実績が豊富で、頭皮環境の改善にも寄与する。安全性は高く、20年以上の使用実績において重篤な副作用報告はない。
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