Ingredient Analysis

POEスルホコハク酸ラウリル2Na

アニオン界面活性剤 3件の商品に配合 ID: 45804
アニオン界面活性剤 泡立て・洗浄を担う陰イオン性界面活性剤
-25

安全性
+10

素材の品質
-15

使用感
基本情報
成分名POEスルホコハク酸ラウリル2Na
医薬部外品名POEスルホコハク酸ラウリル2ナトリウム
INCI名PEG-2 Lauryl Sulfosuccinate Disodium
由来半合成
推奨配合濃度2〜10%
適正pH域5.5〜7.5
EWGスコア5/10
EU規制規制なし
日本規制 化粧品成分基準収載 規制なし
カテゴリ アニオン界面活性剤
POEスルホコハク酸ラウリル2Naの分子構造
分子構造・化学式イメージ
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
洗浄力 +40
皮脂・汚れへの洗浄・脱脂力
素材の品質 +10
成分の素材品質・配合価値
安全性 -25
肌・頭皮への安全性
補修力 +0
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 -20
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 +0
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 +0
育毛・発毛促進への寄与
使用感 -15
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 -15
環境負荷・生分解性の評価

概要

POEスルホコハク酸ラウリル2Naは、ラウリルアルコールとポリオキシエチレン(POE)鎖を持つスルホコハク酸エステルのジナトリウム塩。アニオン界面活性剤として高い起泡性と洗浄力を有するが、刺激性が比較的強く、単独使用より他の低刺激洗浄剤との併用が一般的。環境負荷は中程度。

POEスルホコハク酸ラウリル2Naの解析

POEスルホコハク酸ラウリル2Naは、ラウリルアルコールにポリオキシエチレン(POE)鎖を付加した上でスルホコハク酸とエステル結合させたジナトリウム塩であり、アニオン界面活性剤(スルホコハク酸塩系)に分類される洗浄成分です。

POE鎖を持たないスルホコハク酸ラウリル2Na(Disodium Lauryl Sulfosuccinate)と比較すると、エトキシレート化により疎水基のバルクが増し、泡立ちや洗浄力はやや向上する一方で、皮膚への刺激性も増加する傾向があります。スルホコハク酸塩自体は「他のアニオン界面活性剤より低刺激」とされる分類ですが、POEラウリル系はその利点が相殺されやすく、安全性評価としてはラウリル硫酸Naほどではないものの一定の刺激リスクがあるとみられます。

洗浄力は高く(+0.6前後)、特にシャンプーやボディソープなど皮脂・汚れの多い部位の洗浄製品に配合されます。ただし、頭皮や肌への長期使用では乾燥・バリア機能低下を招く可能性があるため、コンディショニング剤や低刺激系界面活性剤との組み合わせが重要です。単独配合は稀で、ラウラミドプロピルベタインやオレフィンスルホン酸Na等との混合原料として使用されるケースも見られます。

環境面では、POE鎖を含む成分としてエトキシレート系特有の生分解性への懸念がわずかに存在し、完全に問題なしとは言えません。補修・保湿・育毛などの機能は期待できず、洗浄専用成分として位置づけられます。配合製品は3件程度と使用実績は限られており、より安全性の確立されたスルホコハク酸ラウレス2Na等に置き換えられる傾向があります。

相性の良い成分

ココイルグルタミン酸Na ラウロイルメチルアラニンNa ミリスチン酸イソプロピル

相性の悪い成分・混合注意

強塩基 強酸 高濃度キレート剤