Ingredient Analysis

ステアリン酸Na

アニオン界面活性剤 8件の商品に配合 ID: 48073
アニオン界面活性剤 泡立て・洗浄を担う陰イオン性界面活性剤
-10

安全性
+0

素材の品質
+10

使用感
基本情報
成分名ステアリン酸Na
慣用名・別名ステアリン酸ナトリウム
INCI名Sodium Stearate
化学式C18H35NaO2
分子量306.46
由来動物性・植物性脂肪酸(ステアリン酸)とNaOHの中和反応
推奨配合濃度1〜30%(固形石鹸では主成分として高配合)
適正pH域9.0〜11.0
EWGスコア1/10
コメドジェニック度1/5
EU規制一般使用可
日本規制 化粧品原料として使用可
カテゴリ アニオン界面活性剤
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
洗浄力 ○ +30
皮脂・汚れへの洗浄・脱脂力
素材の品質 △ +0
成分の素材品質・配合価値
安全性 △ -10
肌・頭皮への安全性
補修力 △ -10
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 △ -10
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 △ -10
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 △ +0
育毛・発毛促進への寄与
使用感 △ +10
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 △ +0
環境負荷・生分解性の評価

概要

ステアリン酸とナトリウムの塩。石鹸の主成分として洗浄・乳化に寄与する脂肪酸塩

ステアリン酸Naの解析

ステアリン酸Na(ステアリン酸ナトリウム)は、動物や植物の脂肪酸であるステアリン酸を水酸化ナトリウムで中和してつくる、石鹸の主成分となる成分である。水に溶けるとマイナスの電気を帯びる「アニオン洗浄剤」に分類され、汚れを浮かせて落とす働きを持つ。

主に洗浄や泡立て、水と油をなじませる乳化を目的に配合される。固形石鹸では形や硬さを保つ役割もある。洗顔料などのスキンケア化粧品のほか、シャンプー、トリートメント、アウトバストリートメントにも使われており、洗い心地や質感を整える目的で入ることが多い。

安全性の面では、EWGスコアは1で懸念が少ない部類にあたり、米国の成分安全性評価(CIR)でも「Safe as Used(現在の使われ方では安全)」とされる。EUでは一般使用が可能で、日本でも化粧品原料として使用できる。EUの表示義務アレルゲンには該当せず、毛穴づまりのしやすさを示すコメドジェニック指数は1と低めである。ただし石鹸の成分なのでアルカリ性を示し、敏感肌や乾燥肌では洗い上がりにつっぱりを感じる場合がある。

使う人が気にしたいのは、洗浄力と肌質との相性である。皮脂を落とす力がしっかりしているため、乾燥しやすい人は保湿成分が一緒に配合されているか、洗ったあとにうるおいを補えるかを見ておくとよい。全成分表示では上位に書かれているほど配合量が多いので、位置も目安になる。

ステアリン酸Naが入った商品は、洗浄のしっかり感を求める人には向くが、肌が敏感な時期は使用感を確かめながら選ぶのが安心である。

相性の良い成分

ラウリン酸Na・ミリスチン酸Naなど他の脂肪酸石鹸との併用で泡質向上

相性の悪い成分・混合注意

酸性pH環境では石鹸が遊離脂肪酸に戻り乳化不安定