Ingredient Analysis

ラッカイン酸

成分 2件の商品に配合 ID: 487
成分 化粧品・ヘアケア配合成分
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安全性
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素材の品質
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使用感
基本情報
成分名ラッカイン酸
慣用名・別名ラック色素、シェラック色素
INCI名Laccaic Acid
化学式C₂₅H₁₈O₁₃(Laccaic Acid A)
分子量240.21 Da
由来動物性
推奨配合濃度0.1〜1%
適正pH域3.5〜8.5
EU規制規制なし
日本規制 化粧品成分基準収載 規制なし
カテゴリ 成分
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
素材の品質 +0
成分の素材品質・配合価値
安全性 +0
肌・頭皮への安全性
補修力 +0
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 +0
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 +0
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 +0
育毛・発毛促進への寄与
使用感 +0
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 +0
環境負荷・生分解性の評価

概要

アントラキノン系天然色素。ラックカイガラムシ(Laccifer lacca)のメスが分泌する樹脂状物質(シェラック)中に含まれる赤色系色素。酸性域で橙色、中性〜弱アルカリ性で赤色を呈するpH指示特性を持つ。化粧品では毛髪・皮膚の着色目的で配合。動物由来成分であるため、ヴィーガン志向製品には非対応。抗菌・抗酸化活性も報告されているが、一次目的は着色。

ラッカイン酸の解析

ラッカイン酸(Laccaic Acid)は、インドや東南アジアに生息するラックカイガラムシ(Laccifer lacca)のメスが木に分泌する樹脂状物質「シェラック」から抽出されるアントラキノン系天然色素だ。同じアントラキノン系色素のコチニール(カルミン)がサボテンに寄生するカイガラムシ由来であるのと同様、ラッカイン酸も「虫からとれる色素」という点で類縁関係にある。

化学的にはアントラキノングリコシド構造を持ち、pH変化によって発色が変化する性質がある。酸性条件下では橙〜赤橙色、中性付近では鮮やかな赤色を示し、この性質はリトマス試験紙に近い「天然pH指示薬」的な振る舞いとも言える。シャンプーやヘアミルクなどのpH調整済み製品に配合した場合、最終的な発色はそのpHに大きく依存する。

化粧品・ヘアケア製品においては主に着色剤(染料)として機能し、製品に赤〜橙系のカラーを付与するために使われる。ヘアカラーへの直接的な作用はほとんどなく、製品外観の視覚的演出が主目的となる。一方で、アントラキノン系化合物全般が持つ抗菌活性・抗酸化活性も文献上確認されており、副次的な保護効果が期待されることもある。ただしその濃度は着色目的の微量レベルであり、薬理的な効果を期待する配合量ではない。

安全性については、動物由来成分という点での倫理的懸念はあるが、皮膚刺激性・毒性に関するリスクは比較的低い。ただしコチニール同様、アレルギー反応のリスクがゼロではなく、敏感肌・アレルギー体質の人には注意が必要とされる。EUでは特段の禁止はないが、ヴィーガン・クルエルティフリー志向の製品では採用が敬遠される傾向にある。日本では規制なしの着色剤として扱われる。

相性の良い成分

シェラック 他のアントラキノン系色素

相性の悪い成分・混合注意

高pH調整剤 還元剤