| 成分名 | PEG‐3ヤシ脂肪酸アミドMEA硫酸Na |
| 慣用名・別名 | アミドエーテル硫酸Na |
| INCI名 | Sodium PEG-3 Cocamide MEA Sulfate |
| 由来 | 半合成 |
| 推奨配合濃度 | 1〜5% |
| 適正pH域 | 5.5〜7.5 |
| EWGスコア | 6/10 |
| コメドジェニック度 | 2/5 |
| EU規制 | 規制なし |
| 日本規制 | 化粧品成分基準収載 規制なし |
| カテゴリ | アニオン界面活性剤 |
PEG-3ヤシ脂肪酸アミドMEA硫酸Na(アミドエーテル硫酸Na)は、ヤシ油由来の脂肪酸からつくられるコカミドMEAに、ポリエチレングリコール(PEG)鎖を付加した後、硫酸エステル化してナトリウム塩としたアニオン界面活性剤である。構造上の特徴は「アミド基+PEG鎖+硫酸エステル」の3層構造にあり、それぞれが異なる役割を担っている。
硫酸エステル部分はシャンプーらしい豊かな泡立ちと高い洗浄力を生み出し、整髪料・皮脂・汚れをしっかりと除去する。一方、PEG鎖はラウレス硫酸Na(SLES)と同様に皮膚への浸透性を抑制し、アミド基はさらに分子の親水性を高めることで刺激性を緩和する。いわば「高洗浄力にマイルド加工を施した進化型硫酸系」と理解できる。
類似成分と比較すると、ラウリル硫酸Na(SLS)は刺激が強く現在では敬遠される傾向にある。ラウレス硫酸Na(SLES)はコスト面で普及しているが本成分より刺激が高め。本成分はアミド基を持つ分だけ刺激緩和の設計思想がより進んでいるといえる。ただし「マイルドな硫酸系」であっても絶対的に低刺激ではなく、敏感肌や乾燥肌、頭皮トラブルを抱えるユーザーには依然リスクが存在する。
実用面では、石鹸シャンプーや安価なSLS配合品から移行を検討する際の現実的な中間選択肢として有用。泡立ち・すすぎ性・仕上がり感のバランスが取れており、業務用・市販品ともに幅広く採用されている。環境面では生分解性に一定の懸念があり、脱脂力の高さから廃水中の水生生物への負荷も考慮が必要。配合時は適切な濃度管理とコンディショニング成分との組み合わせが推奨される。
4件の商品に配合されています(総合点順・上位50件)