Ingredient Analysis

セイヨウトチノキ樹皮エキス

植物由来成分 3件の商品に配合 ID: 555
植物由来成分 植物・天然素材から抽出された自然由来成分
+10

安全性
+10

素材の品質
+0

使用感
基本情報
成分名セイヨウトチノキ樹皮エキス
慣用名・別名マロニエ樹皮エキス, ホースチェスナット樹皮エキス
INCI名Aesculus Hippocastanum (Horse Chestnut) Bark Extract
由来植物性
推奨配合濃度0.1〜2%
適正pH域4.0〜7.0
EWGスコア1/10
コメドジェニック度0/5
EU規制規制なし
日本規制 規制なし
カテゴリ 植物由来成分
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
素材の品質 +10
成分の素材品質・配合価値
安全性 +10
肌・頭皮への安全性
補修力 +5
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 +15
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 +0
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 +10
育毛・発毛促進への寄与
使用感 +0
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 -10
環境負荷・生分解性の評価

概要

セイヨウトチノキ(Aesculus hippocastanum)の樹皮から得られる植物性エキス。主要活性成分はサポニン系のエスシン(アエスシン)およびフラボノイド類。エスシンは毛細血管壁の透過性を低下させ、血行促進・収れん・抗炎症作用を発揮。浮腫軽減・微小循環改善に貢献する。フラボノイドは抗酸化作用によりフリーラジカルを消去し、光老化・酸化ストレスからの皮膚保護に寄与。頭皮血行促進による育毛補助効果も期待される。

セイヨウトチノキ樹皮エキスの解析

セイヨウトチノキ樹皮エキスは、ヨーロッパ原産のトチノキ科の大木(学名:Aesculus hippocastanum)の樹皮部分から抽出された植物性エキスである。同じ植物の種子エキス(マロニエエキス)と類似した有効成分プロファイルを持つが、樹皮特有の高い収れん成分・タンニン類も含む点が特徴だ。

主要な活性成分はエスシン(アエスシン)と呼ばれるトリテルペン系サポニンおよびフラボノイド類(ルチン・ケルセチンなど)。エスシンは毛細血管の内皮細胞間の透過性を正常化し、血漿の漏出を抑制することで組織浮腫を軽減する作用機序を持つ。これはいわば「血管の引き締め剤」ともいえる働きで、目の周囲のむくみ・くすみ対策製品に特に好まれる理由である。また静脈トーンを高める作用から、下肢静脈瘤の外用薬(医薬品領域)でも活用されてきた歴史を持つ。

フラボノイド群は強力な抗酸化作用を担い、紫外線や大気汚染由来のフリーラジカルから皮膚を保護する。これにより肌の酸化ストレスを軽減し、コラーゲン分解酵素(MMP)の活性抑制を介した抗老化効果も期待できる。クラランスなど欧州の高級スキンケアブランドがマロニエ由来エスシンをエイジングケアラインに積極採用してきたのもこの理由による。

頭皮ケアの文脈では、血行促進作用が毛乳頭への栄養・酸素供給を改善し、育毛補助効果に貢献する可能性がある。また収れん作用による皮脂分泌の適度な調整効果が頭皮環境の改善に寄与する点も見逃せない。樹皮エキスは種子エキスと比べてタンニン含量がやや多く、より引き締め・収れん寄りの性格を持つとされる。安全性は高く、一般的な配合濃度ではほとんど刺激リスクはないが、高濃度ではサポニン由来の軽度な刺激に注意が必要だ。

相性の良い成分

カフェイン ルチン ビタミンC セイヨウトチノキ種子エキス ヒアルロン酸