| 成分名 | グレープフルーツピールオイル |
| 慣用名・別名 | グレープフルーツ果皮油 |
| INCI名 | Citrus Paradisi (Grapefruit) Peel Oil |
| 由来 | 植物性 |
| 推奨配合濃度 | 0.1〜1% |
| EWGスコア | 6/10 |
| コメドジェニック度 | 1/5 |
| EU規制 | Annex III制限あり |
| 日本規制 | 規制なし |
| カテゴリ | 植物由来成分 |
グレープフルーツピールオイルは、グレープフルーツ(Citrus Paradisi)の果皮を冷間圧搾(コールドプレス)して得られる天然精油で、化粧品・ヘアケア製品において主にフレグランス成分として配合される。爽やかでフレッシュな柑橘系の香りが特徴で、男性向けフレグランスやシャンプー・ボディケア製品に広く使用されている。
主成分であるd-リモネン(約90〜95%)は皮膚への浸透性が高く、軽微な収れん作用・抗菌作用をもたらすが、同時に皮膚刺激や感作のリスクも有する。類似成分のベルガモットオイルやスウィートオレンジオイルと比較すると、光毒性物質であるフロクマリン類の含有量は比較的少ないものの、ゼロではなく、リンツェン・ベルガプテン等のフロクマリン類により光毒性(光感作・光接触皮膚炎)が誘発されるリスクがある。このため、リーブオン製品や日光曝露が想定される製品への配合には特に注意が必要で、EUではフロクマリン除去品(ファロ・フリー品)の使用が推奨される場面もある。
天然防腐剤的な作用を期待して配合されることもあるが、一般的な合成防腐剤と比較して効力・安定性ともに劣り、この目的での配合はあまり合理的ではない。日常的なたとえでいえば「柑橘類の皮をむいた直後に日光に当たると肌が赤くなる現象」がまさに光毒性の典型例であり、グレープフルーツピールオイルにも同様のリスクが潜在する。
一方、アロマセラピー領域では気分のリフレッシュ・脂性肌の皮脂コントロール・リンパ流促進などの効果が言及されるが、化粧品としての科学的エビデンスは限定的。配合濃度は香料として0.1〜1%程度が一般的で、リンスオフ製品では比較的許容範囲が広い。環境負荷の観点からは植物由来・生分解性が高く、比較的良好な評価が可能。
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