| 成分名 | ゲッケイジュ葉エキス |
| 慣用名・別名 | ローリエ葉エキス, ローレル葉エキス, Bay Laurel Leaf Extract |
| INCI名 | Laurus Nobilis Leaf Extract |
| 由来 | 植物性 |
| 推奨配合濃度 | 0.1〜1% |
| 適正pH域 | 4.0〜7.0 |
| コメドジェニック度 | 0/5 |
| EU規制 | Annex III制限あり |
| 日本規制 | 規制なし |
| カテゴリ | 植物由来成分 |
ゲッケイジュ葉エキス(Laurus nobilis Leaf Extract)は、料理用のローリエとして知られる月桂樹の葉から抽出した植物性エキスで、古代ギリシャ・ローマ時代から薬用・芳香用として重用されてきた歴史的な素材。化粧品・ヘアケア分野では主に頭皮コンディショニングや防腐補助目的で配合される。
主要な有効成分として、1,8-シネオール(ユーカリプトール)が抗菌・抗炎症・皮膚循環促進作用を持ち、頭皮の菌叢バランス改善に貢献する。メチルオイゲノールは鎮静・鎮痛・抗炎症作用を示し、頭皮の過敏状態を落ち着かせる効果が期待される。さらにリナロール・α-ピネン・サビネンなどのモノテルペン類が複合的に抗酸化・防腐補助として働き、フラボノイドやポリフェノールが老化要因となる活性酸素を中和する。
安全性の観点では、一般的な配合濃度(0.1〜1%前後)では低刺激とされるが、注意点も存在する。メチルオイゲノールはEUの食品安全機関(EFSA)が発がん性・変異原性の懸念を指摘しており、EU化粧品規制ではAnnex IIIで使用制限の対象となっている成分を含む精油類に準じた扱いが議論されている。アレルギー感作リスクを持つオイゲノール類も含まれるため、敏感肌への使用には配慮が必要。
他の植物エキスと比較すると、類似する抗菌・抗炎症作用を持つティーツリー葉エキスやローズマリー葉エキスと機能的に近いが、月桂樹特有の芳香プロファイルと鎮静作用の組み合わせに独自性がある。アロマセラピー的観点では「心の疲れを癒す」とされる香りが使用感向上にも寄与し、香り成分が機能成分を兼ねるという二重の役割を果たす。配合製品数はまだ少なく、ニッチな差別化素材としての側面が強い。
5件の商品に配合されています(総合点順・上位50件)