Ingredient Analysis

アスペルギルス/ツバキ種子発酵エキス液

植物由来成分 7件の商品に配合 ID: 582
植物由来成分 植物・天然素材から抽出された自然由来成分
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素材の品質
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使用感
基本情報
成分名アスペルギルス/ツバキ種子発酵エキス液
慣用名・別名ツバキ種子発酵エキス
INCI名Aspergillus/Camellia Japonica Seed Ferment Extract Filtrate
由来植物性,発酵
推奨配合濃度1〜5%
適正pH域4.0〜6.5
EU規制規制なし
日本規制 化粧品成分基準収載 規制なし
カテゴリ 植物由来成分
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
素材の品質 +10
成分の素材品質・配合価値
安全性 +0
肌・頭皮への安全性
補修力 +0
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 +0
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 +10
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 +0
育毛・発毛促進への寄与
使用感 +0
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 +0
環境負荷・生分解性の評価

概要

アスペルギルス(麹菌)によるツバキ種子の発酵から得られる液状エキス。発酵過程でツバキ種子由来のオレイン酸・ポリフェノール・サポニン類が酵素的に変換・濃縮され、抗酸化・保湿・皮膚コンディショニング効果を発揮。資生堂の研究により、老化細胞を除去する免疫細胞(CD4 CTL/メモリーT細胞)を誘引するCXCL9の発現を促進することが世界初で確認された革新的発酵素材。

アスペルギルス/ツバキ種子発酵エキス液の解析

アスペルギルス/ツバキ種子発酵エキス液は、麹菌(アスペルギルス属)の酵素作用によってツバキ種子を発酵・ろ過して得られる、発酵バイオテクノロジーと植物素材の融合エキスである。

通常のツバキオイルや単純なツバキ種子抽出物と異なるのは、発酵工程によって有効成分が酵素的に変換・分解され、より生体親和性の高い低分子化合物や新規活性物質が生成される点にある。ツバキ種子に豊富に含まれるオレイン酸・ポリフェノール(カテキン類)・サポニンが、麹菌の酵素群によって変換されることで、抗酸化力や保湿効果が生の素材以上に引き出される。

最も注目すべき発見は、資生堂とマサチューセッツ総合病院皮膚科学研究所(CBRC)との共同研究によるものだ。2024年に発表された研究では、このエキスが表皮角化細胞におけるCXCL9(ケモカイン)の発現を促進し、老化細胞を選択的に除去する機能を持つ免疫細胞「CD4 CTL(メモリーT細胞)」を老化細胞の存在する部位へ誘引することが世界初で確認された。これは単なる抗酸化・保湿の枠を超え、皮膚免疫系を介した能動的な老化細胞除去というまったく新しいアンチエイジングアプローチを示している。

いわば、この成分は「皮膚の免疫警察を呼び寄せる信号弾」のような役割を果たす。老化細胞(セノセント細胞)は蓄積すると炎症性サイトカインを放出し、周囲の正常細胞にも悪影響を与えることが知られており、これを免疫力で選択的に取り除くことは、シワ・たるみ・くすみなど多様な老化サインの根本的な予防につながると期待される。

保湿と抗酸化という従来の役割に加え、エイジングケアの文脈では非常に先進的なポジションを占める成分。発酵素材であるため、発酵アレルギー(麹・大豆アレルギーなど)を持つ一部の人では注意が必要だが、一般的には安全性は高い。シャンプー・トリートメントから美容液・クリームまで幅広い製剤への配合実績があり、資生堂「TSUBAKI」シリーズの核心素材でもある。

相性の良い成分

ナイアシンアミド ペプチド類 ビタミンE