| 成分名 | アスペルギルス/ツバキ種子発酵エキス液 |
| 慣用名・別名 | ツバキ種子発酵エキス |
| INCI名 | Aspergillus/Camellia Japonica Seed Ferment Extract Filtrate |
| 由来 | 植物性,発酵 |
| 推奨配合濃度 | 1〜5% |
| 適正pH域 | 4.0〜6.5 |
| EU規制 | 規制なし |
| 日本規制 | 化粧品成分基準収載 規制なし |
| カテゴリ | 植物由来成分 |
アスペルギルス/ツバキ種子発酵エキス液は、麹菌(アスペルギルス属)の酵素作用によってツバキ種子を発酵・ろ過して得られる、発酵バイオテクノロジーと植物素材の融合エキスである。
通常のツバキオイルや単純なツバキ種子抽出物と異なるのは、発酵工程によって有効成分が酵素的に変換・分解され、より生体親和性の高い低分子化合物や新規活性物質が生成される点にある。ツバキ種子に豊富に含まれるオレイン酸・ポリフェノール(カテキン類)・サポニンが、麹菌の酵素群によって変換されることで、抗酸化力や保湿効果が生の素材以上に引き出される。
最も注目すべき発見は、資生堂とマサチューセッツ総合病院皮膚科学研究所(CBRC)との共同研究によるものだ。2024年に発表された研究では、このエキスが表皮角化細胞におけるCXCL9(ケモカイン)の発現を促進し、老化細胞を選択的に除去する機能を持つ免疫細胞「CD4 CTL(メモリーT細胞)」を老化細胞の存在する部位へ誘引することが世界初で確認された。これは単なる抗酸化・保湿の枠を超え、皮膚免疫系を介した能動的な老化細胞除去というまったく新しいアンチエイジングアプローチを示している。
いわば、この成分は「皮膚の免疫警察を呼び寄せる信号弾」のような役割を果たす。老化細胞(セノセント細胞)は蓄積すると炎症性サイトカインを放出し、周囲の正常細胞にも悪影響を与えることが知られており、これを免疫力で選択的に取り除くことは、シワ・たるみ・くすみなど多様な老化サインの根本的な予防につながると期待される。
保湿と抗酸化という従来の役割に加え、エイジングケアの文脈では非常に先進的なポジションを占める成分。発酵素材であるため、発酵アレルギー(麹・大豆アレルギーなど)を持つ一部の人では注意が必要だが、一般的には安全性は高い。シャンプー・トリートメントから美容液・クリームまで幅広い製剤への配合実績があり、資生堂「TSUBAKI」シリーズの核心素材でもある。
7件の商品に配合されています(総合点順・上位50件)
TSUBAKI オイルエクストラ コンディショナー (スムースダメージケア)製造販売元:資生堂総合点 3.23
ツバキ(TSUBAKI) クールコンディショナー製造販売元:資生堂総合点 3.04
ツバキ(TSUBAKI) オイルエクストラ コンディショナー モイストバランスケア製造販売元:資生堂総合点 2.53
ツバキ(TSUBAKI) クールシャンプー製造販売元:ファイントゥデイ総合点 2.49
TSUBAKI オイルエクストラ シャンプー製造販売元:資生堂総合点 2.43
TSUBAKI ボリュームタッチ シャンプー 製造販売元:ファイントゥデイ総合点 2.35
TSUBAKI ツバキ ダメージケアシャンプー 製造販売元:資生堂総合点 2.18