Ingredient Analysis

クエン酸ステアリン酸グリセリル

ノニオン界面活性剤 6件の商品に配合 ID: 59672
ノニオン界面活性剤 乳化・可溶化を担う非イオン性界面活性剤
+20

安全性
+10

素材の品質
+15

使用感
基本情報
成分名クエン酸ステアリン酸グリセリル
INCI名Glyceryl Stearate Citrate
化学式C27H48O8(グリセリルステアレートシトレート)
分子量503.7
由来植物由来(グリセリン・ステアリン酸・クエン酸)
推奨配合濃度1〜5%
適正pH域4.0〜7.0
EWGスコア1/10
コメドジェニック度1/5
EU規制許可成分
日本規制 化粧品原料(旧指定外原料)
カテゴリ ノニオン界面活性剤
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
素材の品質 △ +10
成分の素材品質・配合価値
安全性 ○ +20
肌・頭皮への安全性
補修力 △ +5
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 △ +5
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 △ +15
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 △ +0
育毛・発毛促進への寄与
使用感 △ +15
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 △ +5
環境負荷・生分解性の評価

概要

グリセリンとステアリン酸・クエン酸の複合エステルによる乳化・保湿補助成分

クエン酸ステアリン酸グリセリルの解析

クエン酸ステアリン酸グリセリル(Glyceryl Stearate Citrate)は、グリセリン・ステアリン酸・クエン酸を原料とする植物由来の界面活性剤である。界面活性剤とは、水と油のように本来なじまないものをつなぐ物質のことで、この成分は電気を帯びないノニオン(非イオン)型と両性の性質をあわせもつ。

主な目的は乳化、つまり水と油を混ざった状態に保つことだ。油分を含むミルクやクリームの質感を安定させる助けとして配合される。あわせて、肌表面に膜をつくってうるおいを保つ補助も期待される。この成分を含む商品は、クレンジングミルクなどのスキンケア化粧品が4件、リペアマスクやリーブインタイプのコンディショナーといったトリートメントが2件である。

安全性の面では、EWGスコアは1で、懸念が少ない側にある。米国の成分安全性評価(CIR)では「Safe as Used」、つまり現在の使い方であれば安全とされる。EUでも許可された成分で、表示義務のあるアレルゲンには該当しない。毛穴づまりのしやすさを示すコメドジェニック指数は5段階中1と低い。ただし肌との相性には個人差があり、誰にとっても無害と言い切ることはできない。

使う人が気にしやすいのは、配合の位置と肌質との相性だろう。全成分表示は配合量の多い順に並ぶため、上位にあれば乳化の中心を担い、後ろのほうなら補助的な役割と読み取れる。ほかの乳化剤と組み合わせて使われることも多く、この成分だけで商品の使い心地が決まるわけではない。

刺激の少ない乳化成分を使った商品を探すときは、全成分表示でこの名前の位置を確かめるとよい。

相性の良い成分

グリセリン セテアリルアルコール