| 成分名 | ジイソステアリン酸ポリグリセリル−2 |
| INCI名 | Polyglyceryl-2 Diisostearate |
| 分子量 | 約700〜800 g/mol(推定) |
| 由来 | 植物由来(グリセリン・イソステアリン酸) |
| 推奨配合濃度 | 1〜10% |
| EWGスコア | 3/10 |
| コメドジェニック度 | 1/5 |
| EU規制 | 規制なし |
| 日本規制 | 化粧品成分として使用可 |
| カテゴリ | ノニオン界面活性剤 |
ジイソステアリン酸ポリグリセリル-2(Polyglyceryl-2 Diisostearate)は、グリセリンを2つつなげた「ポリグリセリル-2」に、イソステアリン酸という脂肪酸が2つ結合した成分だ。原料は植物由来のグリセリンとイソステアリン酸で、水と油の両方になじむノニオン(非イオン)性の界面活性剤に分類される。
主な役割は、水と油を混ぜ合わせる乳化剤としての働きと、油性成分としての感触の調整だ。油の中に水が散らばる「W/O型」の処方で使われ、リップ製品などの油性化粧品に配合されることが多い。シャンプーやトリートメントのように油分を含む処方では、なめらかさを目的に補助的に使われることがある。
米国の成分安全性評価(CIR)では「Safe as Used(通常の使用条件では安全とされる)」という評価だ。EWGスコアは1〜10のうち3で、数字が低いほど懸念が少ない。EUの規制はなく、日本でも化粧品成分として使用できる。EUの表示義務アレルゲンには該当せず、毛穴のつまりやすさを示すコメドジェニック指数も0〜5のうち1と低い。
ノニオン性の界面活性剤は、一般に刺激が穏やかな傾向がある。ただし相性には個人差があり、「完全に無害」とは言い切れない。敏感肌の人は、初めての商品を腕の内側などで試すと安心だ。全成分表示は配合量の多い順が原則なので、前のほうにあるほど多く含まれると見るとよい。
感触を整える補助役として入っていることが多い成分なので、これだけで判断せず、成分全体の組み合わせで商品を選びたい。
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