| 成分名 | N‐ヤシ油脂肪酸アシル‐L‐グルタミン酸トリエタノールアミン液 |
| 医薬部外品名 | N-ヤシ油脂肪酸アシル-L-グルタミン酸ナトリウム液 |
| 慣用名・別名 | ココイルグルタミン酸TEA、アシルグルタミン酸TEA |
| INCI名 | TEA-Cocoyl Glutamate |
| 化学式 | C₁₂〜C₁₄脂肪酸アシル-L-グルタミン酸トリエタノールアミン塩混合物 |
| 由来 | 植物性,半合成 |
| 推奨配合濃度 | 2〜8% |
| 適正pH域 | 5.5〜7.5 |
| EWGスコア | 3/10 |
| コメドジェニック度 | 1/5 |
| EU規制 | 規制なし |
| 日本規制 | 化粧品成分基準収載 規制なし |
| カテゴリ | アニオン界面活性剤 |
ヤシ油由来の脂肪酸とアミノ酸の一種であるL-グルタミン酸を結合させたアシルグルタミン酸TEA塩(ococoyl Glutamate TEA)で、典型的なアニオン(陰イオン)界面活性剤です。アミノ酸系洗浄剤の中でももっともしっとり感・エモリエント性が高い部類に属し、洗浄力よりもコンディショニング性を重視した成分設計が特徴です。髪への吸着性に優れ、洗い上がりにしっとりとした感触を付与します。
皮膚や毛髪と同じ弱酸性域(pH約5〜6.5)に調整しやすく、過度な脱脂を起こさないマイルドな洗浄剤として知られています。皮膚・粘膜への刺激性がアニオン界面活性剤の中でもトップレベルに低く、ベビーシャンプーや敏感肌向け製品への採用実績が多いことがその安全性の高さを示しています。EWGスコアも低く、国内外で幅広く認められた安全性の高い成分です。
最大のデメリットは起泡力・泡立ちの弱さです。もともと単体での泡立ちが非常に乏しく、皮脂や整髪料が残っている状態ではさらに泡が消失しやすい傾向があります。そのため、実際の製品ではコカミドプロピルベタインやラウロイルグルタミン酸TEAなど起泡力を補う補助洗浄剤と組み合わせて使われるのが一般的です。本成分単独で配合している製品は、しっとり感が強い反面、洗浄感・リンス感に物足りなさを感じる場合があります。
植物由来(ヤシ油)を原料とし、生分解性が高く環境負荷が低い点も近年評価されています。合成界面活性剤(硫酸塩系)と比較して環境への影響が少なく、エコ・サステナブルな製品コンセプトとの相性も良い成分です。洗浄力の強さより安全性・潤い感・地肌ケアを重視する処方に適しています。
3件の商品に配合されています(総合点順・上位50件)