| 成分名 | イソノナン酸エチルへキシル |
| 医薬部外品名 | イソノナン酸2-エチルヘキシル |
| 慣用名・別名 | イソノナン酸オクチル(類似名) |
| INCI名 | ETHYLHEXYL ISONONANOATE |
| 化学式 | C17H34O2 |
| 分子量 | 284.48 Da |
| 由来 | 合成 |
| 推奨配合濃度 | 1〜10% |
| 適正pH域 | 3.0〜8.0 |
| EWGスコア | 3/10 |
| コメドジェニック度 | 2/5 |
| EU規制 | 規制なし |
| 日本規制 | 化粧品成分基準収載 規制なし |
| カテゴリ | 成分 |
イソノナン酸エチルヘキシルは、イソノナン酸(分岐脂肪酸)と2-エチルヘキシルアルコール(分岐アルコール)をエステル化した合成油性成分。分岐構造を持つため常温で低粘度の液体となり、皮膚へのベタつきを抑えた軽いさっぱり感が特徴的なエモリエント剤として機能する。
最大の技術的特徴はシリコーンとの優れた相溶性。ジメチコンやシクロメチコンなどシリコーン類は疎水性が強く、通常の植物オイルとは相分離しやすい。しかしイソノナン酸エチルヘキシルは分子の極性バランスがシリコーンと親和しやすく、安定した乳化・可溶化系を形成できる。これにより、シリコーン系ヘアミルクやトリートメントに配合された際、均一な被膜形成と滑らかな使用感を実現する。
日常的なたとえで言えば、「仲介役のオイル」。水と油が混ざらないように、シリコーンと植物系油剤もそのままでは共存しにくい。イソノナン酸エチルヘキシルはその両者を橋渡しする役割を果たす。また顔料分散性も高く、ファンデーションや下地化粧品でも活躍する万能型オイルとも言える。
毛髪への効果としては、ダメージ毛のキューティクル間隙や内部に浸透しやすく、柔軟性・滑らかさを付与する。ただし皮膜形成力や補修力はシリコーンほど強力ではなく、持続効果は限定的。クレンジングへの応用も可能で、軽い使用感を活かしてメイク汚れを溶解する目的でも利用される。
安全性は高く、EWGスコアも低め。コメドジェニック性は比較的低い。石油由来合成成分であり、生分解性はやや低い点が環境面での課題。
3件の商品に配合されています(総合点順・上位50件)