Ingredient Analysis

イソノナン酸エチルへキシル

成分 3件の商品に配合 ID: 655
成分 化粧品・ヘアケア配合成分
+0

安全性
+10

素材の品質
+20

使用感
基本情報
成分名イソノナン酸エチルへキシル
医薬部外品名イソノナン酸2-エチルヘキシル
慣用名・別名イソノナン酸オクチル(類似名)
INCI名ETHYLHEXYL ISONONANOATE
化学式C17H34O2
分子量284.48 Da
由来合成
推奨配合濃度1〜10%
適正pH域3.0〜8.0
EWGスコア3/10
コメドジェニック度2/5
EU規制規制なし
日本規制 化粧品成分基準収載 規制なし
カテゴリ 成分
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
素材の品質 △ +10
成分の素材品質・配合価値
安全性 △ +0
肌・頭皮への安全性
補修力 △ +0
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 △ +0
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 ○ +20
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 △ +0
育毛・発毛促進への寄与
使用感 ○ +20
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 △ -10
環境負荷・生分解性の評価

概要

イソノナン酸と2-エチルヘキシルアルコールのエステル結合体。低粘度・低油性感の軽質エステルオイルで、エモリエント剤として皮膚・毛髪に柔軟性を付与。シリコーンとの相溶性が高く、配合安定性に優れる。顔料分散性も良好でメイク製品にも応用可能。ダメージ毛への浸透性があり柔軟性を改善する。毒性・刺激性の報告はほぼなく安全性は良好。

イソノナン酸エチルへキシルの解析

イソノナン酸エチルヘキシルは、イソノナン酸(分岐脂肪酸)と2-エチルヘキシルアルコール(分岐アルコール)をエステル化した合成油性成分。分岐構造を持つため常温で低粘度の液体となり、皮膚へのベタつきを抑えた軽いさっぱり感が特徴的なエモリエント剤として機能する。

最大の技術的特徴はシリコーンとの優れた相溶性。ジメチコンやシクロメチコンなどシリコーン類は疎水性が強く、通常の植物オイルとは相分離しやすい。しかしイソノナン酸エチルヘキシルは分子の極性バランスがシリコーンと親和しやすく、安定した乳化・可溶化系を形成できる。これにより、シリコーン系ヘアミルクやトリートメントに配合された際、均一な被膜形成と滑らかな使用感を実現する。

日常的なたとえで言えば、「仲介役のオイル」。水と油が混ざらないように、シリコーンと植物系油剤もそのままでは共存しにくい。イソノナン酸エチルヘキシルはその両者を橋渡しする役割を果たす。また顔料分散性も高く、ファンデーションや下地化粧品でも活躍する万能型オイルとも言える。

毛髪への効果としては、ダメージ毛のキューティクル間隙や内部に浸透しやすく、柔軟性・滑らかさを付与する。ただし皮膜形成力や補修力はシリコーンほど強力ではなく、持続効果は限定的。クレンジングへの応用も可能で、軽い使用感を活かしてメイク汚れを溶解する目的でも利用される。

安全性は高く、EWGスコアも低め。コメドジェニック性は比較的低い。石油由来合成成分であり、生分解性はやや低い点が環境面での課題。

相性の良い成分

シリコーン セテアリルアルコール シクロペンタシロキサン

相性の悪い成分・混合注意

高分子カチオン界面活性剤