| 成分名 | ステアリルベタイン |
| 慣用名・別名 | ステアリルジメチルベタイン |
| INCI名 | Stearyl Betaine |
| 化学式 | C23H47NO2 |
| 分子量 | 347.56 Da |
| 由来 | 合成 |
| 推奨配合濃度 | 0.5〜3% |
| 適正pH域 | 3〜8 |
| コメドジェニック度 | 1/5 |
| EU規制 | 規制なし |
| 日本規制 | 化粧品成分基準収載 |
| カテゴリ | 成分 |
ステアリルベタインは、炭素数18のステアリル基(疎水性長鎖アルキル)とベタイン構造(分子内に正負両電荷を持つ双性イオン)を組み合わせた両性界面活性剤。化粧品においては主にコンディショナー・トリートメント・シャンプーに配合される。
作用機序の面では、毛髪のマイナス電荷表面に対してカチオン側が吸着しつつ、アニオン部位が水分子を保持するため、帯電防止・コンディショニング・わずかな保湿の三役を担う。ただしカチオン界面活性剤(塩化ステアリルトリメチルアンモニウム等)と比較すると吸着力・コンディショニング力は控えめで、マイルドな仕上がりになる点が特徴。
類似成分との比較として、同じベタイン系のコカミドプロピルベタインは主に洗浄・泡立ち補助目的で配合されるのに対し、ステアリルベタインは長鎖アルキルによる疎水性が強く、乳化補助・感触改良・コンディショニングに重点が置かれる。いわば「泡立ちより仕上がりに特化したベタイン」と位置づけられる。
安全性は良好で、皮膚刺激性・感作性はともに低い。アニオン界面活性剤・カチオン界面活性剤の双方と配合できる点も処方設計上のメリット。ただし単独での効果は限定的で、他のコンディショニング成分や保湿成分と組み合わせて使うことで真価を発揮するサポート的な成分と言える。
環境面では、ステアリル基由来の疎水鎖は生分解性があり、全体としては比較的環境負荷が低い。由来は主に植物性(パーム・ヤシ油等)または合成由来で、半合成品が多い。特殊な有効成分ではなく、あくまで処方の安定性・感触を整える脇役的な成分であることを踏まえると、focus評価は低い。
7件の商品に配合されています(総合点順・上位50件)
無印良品 植物発酵液 シャンプー うるおい製造販売元:無印良品総合点 4.32
無印良品 植物発酵液 シャンプー さらさら(携帯用)製造販売元:無印良品総合点 3.97
ヴィーダテラ アンバー コンディショナー ネオ製造販売元:タカラビューティーメイト総合点 3.93
PC アルケア ナチュラルコンディショナー製造販売元:パーソナルコスメディック総合点 3.59
PC カミツヤ(髪ツヤ) コンディショナー製造販売元:PC(ピーシー)総合点 2.98
ヴィーダテラ パック製造販売元:タカラビューティーメイト総合点 2.71
エクリナール スキャルプコンディショナー製造販売元:デミ コスメティクス総合点 1.67