| 成分名 | スルホコハク酸ラウリル硫酸2Na |
| 化学式 | NaC12H25SO4 |
| カテゴリ | アニオン界面活性剤 |
かつて石けんだけが唯一の洗浄剤だった時代に、ミネラル分の多い水質だと泡立たず、洗浄ができないということに悩まされていたことがありました。
ラウリル硫酸塩は硬水中でも安定して起泡し洗浄できる洗浄剤として登場。かつ、アルカリ性縛りの石けんと違い、酸性域でも使えるメリットがありました。
しかし、ラウリル硫酸塩の便利な面ばかり見ていると、思わぬ落とし穴が。分子量が小さく、肌から浸透して根こそぎ脱脂してしまう特徴により、強い肌荒れの症状を訴える人が続出したのです。
圧倒的な洗浄力の強さが安定して供給され、しかも浸透までしまえば当然肌バリアは一掃されます。この特徴は、例えば食器洗いなどには便利でしたが人体を洗うには過剰な脱脂力となるのです。
どうやらラウリル硫酸塩はやばいらしい、ということになり、のちにラウレス硫酸ナトリウムなど分子量の大きいものが登場。これにより、肌荒れを起こすリスクはやや低減されていきましたが、今でもこのラウリル硫酸塩を使うメーカーもあり、シャンプーを選ぶ際は注意すべき選択肢の1つという存在になっています。
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