Ingredient Analysis

ポリクオタニウム-73

カチオン界面活性剤 7件の商品に配合 ID: 7881
カチオン界面活性剤 コンディショニング・帯電防止を担う陽イオン性界面活性剤
+20

安全性
+10

素材の品質
+30

使用感
基本情報
成分名ポリクオタニウム-73
INCI名Polyquaternium-73
由来合成
推奨配合濃度0.5〜3%
適正pH域3〜7
EWGスコア4/10
コメドジェニック度1/5
EU規制規制なし
日本規制 化粧品成分基準収載 規制なし
カテゴリ カチオン界面活性剤
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
素材の品質 +10
成分の素材品質・配合価値
安全性 +20
肌・頭皮への安全性
補修力 +10
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 -10
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 +40
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 +0
育毛・発毛促進への寄与
使用感 +30
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 -20
環境負荷・生分解性の評価

概要

ポリクオタニウム-73は、アクリルアミドプロピルトリモニウムクロリド・メタクリル酸エチルトリモニウムクロリド・ジメチルアクリルアミドからなる4級アンモニウム塩の共重合体。カチオン性高分子として髪表面に吸着し、滑らかさ・ツヤ・帯電防止効果をもたらすヘアコンディショニング剤。

ポリクオタニウム-73の解析

ポリクオタニウム-73は、アクリルアミドプロピルトリモニウムクロリド・メタクリル酸エチルトリモニウムクロリド・ジメチルアクリルアミドを共重合させた、4級アンモニウム塩型のカチオン性水溶性高分子(ポリマー)です。分子内に多数の正電荷(アンモニウム基)を持つ線状ポリマーであり、水に溶解すると安定したコロイド溶液を形成します。

髪の毛はダメージを受けると表面がマイナスに帯電しやすくなりますが、ポリクオタニウム-73はカチオン性の特性により、毛髪表面への吸着性が高く、キューティクルを均一にコーティングします。これにより、摩擦低減・絡まり防止・指通りの改善といったコンディショニング効果が発揮されます。また、静電気を抑制する帯電防止効果も持ち合わせており、くせ毛やパサつきが気になる髪に対して仕上がり感を高めます。

配合目的は主にヘアコンディショニング剤・帯電防止剤・皮膜形成剤・ヘアスタイリング剤であり、シャンプーやコンディショナー、ヘアマスクなどのリンスオフ製品に多く用いられます。皮膜形成による適度な保湿効果も期待でき、ドライヘア対策にも寄与します。

安全性については、4級アンモニウム塩系の界面活性剤であるため過剰使用では刺激リスクが生じうるものの、化粧品への配合量は微量に留まることが一般的であり、通常の使用では問題のないレベルとされています。ただし、合成高分子であることから生分解性は低く、環境負荷への配慮が求められる成分でもあります。カラーシャンプーやダメージケアシャンプーへの配合例も見られ、特定用途での活用が広がっています。

相性の良い成分

シリコーン セテアリルアルコール グリセリン

相性の悪い成分・混合注意

アニオン性ポリマー 強酸化剤