Ingredient Analysis

セリル硫酸Na

アニオン界面活性剤 1件の商品に配合 ID: 8022
アニオン界面活性剤 泡立て・洗浄を担う陰イオン性界面活性剤
-25

安全性
+0

素材の品質
-15

使用感
基本情報
成分名セリル硫酸Na
慣用名・別名セチル硫酸ナトリウム
INCI名Sodium Cetyl Sulfate
化学式C16H33NaO4S
分子量348.48 Da
由来半合成
推奨配合濃度1〜10%
適正pH域3〜9
EWGスコア6/10
EU規制Annex III制限あり
日本規制 化粧品成分基準収載 規制なし
カテゴリ アニオン界面活性剤
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
洗浄力 +35
皮脂・汚れへの洗浄・脱脂力
素材の品質 +0
成分の素材品質・配合価値
安全性 -25
肌・頭皮への安全性
補修力 +0
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 -20
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 -15
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 +0
育毛・発毛促進への寄与
使用感 -15
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 -15
環境負荷・生分解性の評価

概要

セリル硫酸Naは、セチルアルコール(C16)の硫酸エステルナトリウム塩。アニオン系界面活性剤(アルキル硫酸エステル塩)に分類される洗浄成分。ラウリル硫酸Na(C12)と同族だが炭素鎖が長く、洗浄力はやや穏やかで泡質は密。しかし皮脂除去力が高く、頭皮への刺激・タンパク質変性リスクも内包。欧州では一部制限の対象。

セリル硫酸Naの解析

セリル硫酸Na(Sodium Cetyl Sulfate)は、セチルアルコール(炭素数16のC16脂肪族アルコール)を硫酸化してナトリウム塩としたアニオン界面活性剤(アルキル硫酸エステル塩)である。同族のラウリル硫酸Na(C12)と比較すると炭素鎖が長い分、臨界ミセル濃度(CMC)が低く、少量でも界面活性作用を示す。泡立ちは細かく密で安定しているが、洗浄力・脱脂力は依然として強い。

作用機序はラウリル硫酸Naと同様で、アニオン性の親水基が水に、長鎖アルキル基が皮脂・汚れに吸着してミセルを形成し、洗い流す。しかしタンパク質変性作用があり、皮膚バリアを形成するケラチンや細胞間脂質への影響が懸念される。炭素鎖がC12より長い分、皮膚への残留性・経皮刺激リスクは若干低いとも言われるが、根本的な安全上の懸念はラウリル硫酸Naと共通する。

日常のたとえを使えば、「強力な食器用洗剤で素手を洗い続ける」に近い作用を頭皮や肌に与え続けるイメージ。安価で処方に組み込みやすいため、業務用や廉価なヘアケア製品に使用されることがある。一方、近年のサルフェートフリー(硫酸系フリー)トレンドにより、より低刺激なアミノ酸系・ベタイン系界面活性剤への置き換えが進んでいる。

EUでは化粧品規制のAnnex IIIに相当する形で一部条件付き使用の検討がなされており、環境への生分解性も十分ではないため、総合的な評価は低め。保湿成分やセラミドとの併用でバリア機能の補完を試みる処方設計もあるが、根本的な刺激性を打ち消すには至らない。

相性の良い成分

グリセリン パンテノール

相性の悪い成分・混合注意

陽イオン界面活性剤 高級アルコール

セリル硫酸Naを含む商品ランキング

1件の商品に配合されています(総合点順・上位50件)